集中力の高め方


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書道
筆で書いた誓いは、鉛筆で書いたものよりも覚悟が入る

こんにちは、文LABOの松村瞳です。

今回は、勉強時に必須とも言える能力。集中力の高め方。
集中しろ!!とは良く言われますが、じゃあ集中ってどうやってやるんだよ?と疑問に思う子の為に書いてみます。

集中力は、生まれつきに備わっている能力ではなく、完全に後天的。生まれてから身に付ける技術です。誰でも、やってみれば身につくもの。なので、欲しいと思っている方は、是非試してみてください。

この方法で全ての人が集中力が劇的に上がります。やり方を知れば、誰だって身に付きます。
でも、私はそんな能力ないから……なんて言わずに、試しにやってみてください。続ければ、意外に続くものです。そして、この方法。是非家族やお友達と一緒にしてみてください。大人であったとしても、集中力は大事です。
誰でも、年代も性別も関係なく、今からすぐに身につく能力です。

では、始めましょう。

【集中力ってそもそも何?】

集中力とは、一つの事だけをやること、です。
違う言い方をするのならば、他の事をやらないこと。

英語で言うのならば、モノタスク。モノはひとつ。タスクは課題です。たった一つの課題をやる。やり続ける。他の事は一切やらない。このやらない、というのが難しい。

他のものに邪魔されず、一つの事だけに没頭する。言うは易く、行うは難し、です。難しいのは、邪魔が沢山入ってしまうから。

なので、集中力を高めるためには、まず誰にも邪魔されない空間を作ることがキーポイントとなります。人間は機械のように切り替えが上手く出来ません。一度に複数の事をこなすのも、基本的には向いていないんです。(女性の方が複数の事を同時にこなすのは得意ですが、やはり得意な女性でも一つの事に集中した方が成果は上がりやすいです)だから、一旦集中した状態で邪魔が入ると、簡単にその状態は解けてしまい、普段の状況に逆戻りです。実験によると、一旦切れた集中状態を元に戻すには、20分前後かかってしまう。それに、一旦切れてしまうとやる気も起きなくなってしまいます。なので、集中を邪魔するもの。

・携帯の着信音
・LINE等のSNSの通知音
・誰かに呼び止められる事
・テレビやラジオなどの内容があるBGM

これらは害悪です。集中したいのならば、一旦これらを全て自分から遠ざけてください。一日中ずっと、とは言っていません。今から集中すると決めた瞬間だけ、やってほしいのです。

【一度に多くを求めない】

集中力、というと何時間もただひたすら一つの事に没頭できる能力、という風に勘違いされていますが、人間にそんなことはできません。精々出来て、集中力のピークは40分~90分。それでピークは切れてしまいます。
偶に集中力の高い人が、体調が良く、環境が整った時に数時間集中出来たということもありますが、それでも、それはあくまで集中するのが得意な人が、偶々出来た事だと言う事を忘れないでください。

集中力のピークは45分。学生で言うのならば、授業の時間が集中力の限界だと言う事です。学校の時間割って、上手く出来ているんですよね。実際。

【集中力を養うには、休憩が必要】

勉強を持続させたいのならば、この休憩は絶対です。一旦切れたら戻らないんじゃないの?という疑問がわきそうですが、あらかじめ決められた休憩ならば違います。疲れる前に休む。それが一番、勉強を持続させるには良い方法です。

休憩中は、立ってください。

椅子から立ちあがって、状況が許すのならば腕立てか腹筋かスクワット。足首と首、肩を回す、軽く周囲を散歩する、等でも構いません。身体を軽く動かすと自分の身体が固まっていた事が解ると思います。学校でも、休み時間は出来るだけ立って動いてください。ビジネスマンなら、長時間座っている事が身体と寿命に多大な影響を与える、という話は聞いたことがあるでしょう。

休憩が無駄だという意見もあるかも知れません。けれど、人間は簡単には変われません。急激に何かを頑張ろうとしても、成果など上がるはずが無いのです。変わるのならばゆっくりと。慣れてきたら加速度が付きます。だからこそ、最初はじっくりと取り組みましょう。

成果は、二次関数で伸びるものです。一次関数の成果を求めて、自滅するのはもったいなさすぎるので、知識を付けましよう。

【集中は5分から】

集中力を付けたいと思うのならば、長時間からやっては挫折します。

先ずやることは、タイマーを用意。100均に行けば、今は幾らでもあります。スマホを使うのならば、通信を切ってください。SNSからの通知なども、切る。

そして、最初は5分をセットしてください。

えっ? たった5分? と思った方。気を付けてください。その考え方をしていると、挫折まっしぐらです。

集中力を付けたいと思っているのならば、先ず前提として自分は集中力が無いと自覚がある人の筈です。ならば、無理はしない。その分、その5分だけ。徹底的に集中してください。一つの事だけをやってください。これは日々の訓練です。

そして、5分後のアラームが鳴ったら、もうちょっとやりたくても、一旦手を止める。そして、5分休んでください。どんなに集中力が無い子どもでも、5分なら、行けるはずです。もし5分出来ないなら、更に絞る。1分。30秒でも構いません。短い時間で一つの事だけをやる、という感覚を先ず自分の身体に教え込む。

そして、5分が慣れてきたら、6分、7分、8分と増やしていき、45分までのばしてみてください。何処かでふっ、と集中が切れる瞬間があると思います。そこが今のあなたの限界時間です。ならば、その限界時間の集中を、何度か続けて慣れさせる。慣れたら、のばせます。

そう、集中も、習慣で成り立っている、慣れの感覚なんです。

だからこそ、最初から長時間は挫折します。調子に乗って慣れていないうちにのばしたとしても、挫折が待っています。勉強に嫌気がさし、出来ない自分に嫌気がさして、向きあう事自体をやめてしまう。そうして「やればできるんだよっ!! やってないだけで!!」なんて空しい事を言い放つ。

やれば出来る、なんて当然です。多くの方が勘違いしていますが、「できる」という事が大事なのではなく、「やる」「やりきる」事が、まず大事であり、それがどれほど難しい事なのかを、皆知ろうとしません。この世の中で能力がある人たちは、なんだかんだとやっています。そしてやり続けると言う事は、自分という存在と向きあい続ける、という作業でもある。

【集中力が高い子どもの育て方】

もし、お子さんが現在小学校に在学中で、集中力を付けさせたいならば、何か一つの事をやらせてみてください。そして、それが終わるまで、絶対に他の事をやらせず、また声もかけない状況を作り出して上げてください。

個人的なお話をします。




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この集中力、という事に関しては個人的に物ごころついた頃から私はかなり得意な方でした。(本を読む、という事に関してのみ、ですが。運動はからきし駄目です。体育は大っ嫌いでした。100メートルは余裕で学年最下位です……)

どれだけ周りが五月蠅くとも、集中しようと思えばスイッチが入ります。そうして、一時間ぐらいだったら一瞬で時計の針が回ってしまうほど、本の世界に没頭できますし、周囲の音をカットする事も可能です。呼びかけられても気が付かなかったことも、経験としてあります。本を読み続けて、気が付いたら朝日が上がっていた、なんてこともあります。寝忘れるんですね。本が面白すぎて。電車も何回乗り過ごしたことか……(笑)

でも、別に私は天才でも何でもありません。寧ろ凡人です。究極の凡人と言っても良いほど、当たり前の普通の存在です。

で、ふと考えてみたんです。集中力、どうやってついたんだろう? と。

集中力の事を調べれば調べる程、先天的な物ではない事が解り、なら、私は何処でこれを身に付けたのだろうと考えると、確かにこのメソッドに乗っ取った作業と訓練を繰り返していた経験がありました。

私は3歳から書道をやり、高校3年生まで続けていた人間なのですが、その教室には明確なルールが、ふたつだけありました。

1、自分が書き始めたら、書き終わるまで顔を上げない。
2、人が書いている時に話しかけない。

たったこれだけです。
今振り返ってみると、これ。とても良いルールだったんですね。
人間、「喋るなっ!!」と言われると、喋りたくなるものです。けれど、このルールはお喋りを禁止はしていない。けれど、誰かが書き始めたら自然と静かになっていった教室でした。そして、書き終わったらまたお喋り。そして書くと静かになる。それの繰り返し。

これって、集中と休憩の繰り返しを、自然とやっていた事になります。
そうして、三歳児の書くものは恐らくひらがな一文字です。時間にして、数十秒でしょう。それが漢字に成り、一分、二分と長くなっていき、中学生からは半切。正座をして、自分の身長ほどの紙に書く。段々時間が長く、書く文字も増えていきます。そうして、高校生の時には一枚書くのに30分以上かかるようなものを書いていましたが、ルールは同じです。書き始めたら、書き終わるまで顔を上げない。書き切る。一つの事に没頭する。そして、周囲は書いている人の邪魔をしない。

自然と、集中力を養う訓練を15年近く続けていた事になるのです。
だからか!! と、大人になって生徒に集中力を付けさせたいと思い、勉強した時に、何故自分が当たり前のように集中できるのか。その原因を突き止めて、書道教室の先生に感謝をしました。

なので、もし集中力をあなたがつけたいのならば、計画的に、戦略的に行ってください。親御さんがお子さんに行う場合も、同じです。無理は禁物。小さく始めて、大きく育てる。それを忘れないでください。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 






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