センター試験 国語対策 大量の漢字・語句をどうやって覚えるのか


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こんにちは、文LABOの松村瞳です。

どうしても語彙や語句の意味が広がらない時。漢字がどうやっても頭の中に入らない時。どうやって覚えるのが一番なのか。

何度も何度も繰り返しやって覚える、というやり方もありますが、それだとセンターに間に合いません。それに、時間がどんどん無くなっていく中、他の教科も勉強しなければならない状況で。漢字だけを延々覚えるのは、モチベーションも上がらないし、焦りだけが酷くなるでしょう。

受験に焦りは害悪しかもたらしません。焦っても、ただ空しく時間が無くなっていくだけです。なら、どうすればいいのか。具体的な覚え方を、お伝えします。

意味の語源って気にしたことありますか? イメージで決めつけている事ってありませんか?

【人はそれぞれ先入観を持っている】

これは、授業をしていて、本当に思う事なのですが、言葉そのものを全く違う意味に受け取っていたり、意味自体を知らなかったりする生徒がとても多く存在します。

これぐらいは知っているだろう、という想定は本当にあくまでも私個人の思い込みであり、きっとそれはセンターを作っている作成員もこの程度は知っているだろう、という想定のもとで試験を作成しているはずです。

もちろん、それを難なくクリアしている生徒も事実存在していますが、もしもあなたがどうしても理解が出来ない文章がある場合。自分の語彙力を、まず疑ってみてください。

正確な意味を本当に自分は解っているのだろうか。もしかしたら、筆者が言いたいことと、自分が認識している事実には、溝が存在しているのかもしれないと、まず自分の能力を疑う前に、そう考えてみてください。

人間には、先入観があります。

そして、私たちの認識能力と言うのは、本当に個人それぞれで違っている。異なっている、という事実を、我が身ごととして受け取ってみてください。

案外、読解能力がない、というよりは、言葉の意味自体を違う意味で受け取っていることも、可能性として十分ありうることなのです。

【単純な言葉でも辞書を引こう】

なので、それを解消するためには、まず正確な意味を知ることから始めるのが一番。

ポイントは、自分に素直になることです。

解らないものを解ると思い込むことが最大の害悪です。利は一片たりともありません。害しか及ぼさない考え方なので、一刻も早くやめてください。

これぐらい解っている、と思ったとしても、意外なほど追及してみると解っていないことがあります。

「ここの文章の意味がイマイチ解らない」と思ったら、自分に素直に全ての単語の意味を引っ張ってみてください。語彙に正確性を持たせることは、本当に大事です。

今まで知っているはずの言葉であっても、少しでも意味があやふやであるのならば、確認をしてみてください。それだけで、随分理解能力に差が出てくるはずです。

【覚えたものは使う】

言葉を覚えられないのは、それが日常に利用しないものだからです。学校生活を続けていると、毎日何かしらの文章を書く機会はある筈だし、ノートを取ることも多いはずです。

なら、そのノートを取るときに、覚えた言葉を無理矢理でもいいから使ってみてください。何度も使ってみて、日常にしてしまう。

普遍、帰納法、演繹法、弁証法、テーゼ、アンチテーゼ、アイデンティティ、ソリッド、プロトタイプ……

言葉は知っていても、使いこなす、となると話は別です。良く分からないものを私たちは使いたくない。裏を返せば、良く分からないからこそ、使わないのです。ならば、使えるようになれば、それは身近な物となる。

言語は、意志伝達の為の道具です。だからこそ、何かを伝えるために使わなければ、覚えたとしても一時的なものでそれは頭の中から抜けていってしまいます。

だからこそ、使う。日々の文章の中で言葉を使ってみると、自然と頭の中に残っていきます。

日々の習慣をほんの少し変えることで、楽に語彙が増えていくのならば、やらない手はありません。しかもこれ、別個に覚える時間を作る必要は何一つないのです。

【編とつくりから、意味をイメージする】

そして、何かを覚えるのに必要なのは、記憶力ではなく、記憶に刻み込む為のイメージングです。私たちの脳は、意味のないものは覚えようとしてくれません。一旦覚えたとしても、それは力技です。永久的に自分の中で使える知識には決してならず、テストをクリアしたとしても一週間後には忘れているという、かけた時間が無駄になる覚え方を、多くの受験生がしています。

イメージング、というのは、言葉から内容を想像する。映像を自分で作り出すという事。

これ、慣れてくると、読解にも応用が効く能力なので、ぜひともやってみてください。

簡単に言うと、「さんずい」の付いている漢字は、水関係。「にくづき」が付いているものは、肉体関係。「りっしんべん」が付いているものは、感情に関わる言葉。

こう考えると、漢字ってすごく怖いものです。なぜなら、物事の真理を突いている言葉がとても沢山ある。




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例えば、良く書き間違えられる「脳」と「悩」。

これは、「にくづき」のついた「脳」は頭の中にある、器官の名前なので、肉体に関わる物です。

ですが、「りっしんべん」が付いたものは、心の悩み。つまり、心で、頭の中で考えていることを想う、苦しむ、という意味です。

悩みは、実体がないもの。だから、心が関係する、りっしんべん。対し、脳は実体があります。存在し、手で触れることも一応は可能な部分です。だから、「にくづき」。

そうやって、ただ形を覚えるのではなく、意味をイメージングして覚える。少し面倒のように思えますが、私たちは意味のないものに反応しない脳を持っているのだから、反応するように返還する必要があるのです。

【意味の怖い漢字】

では、このイメージングで考えると、少し怖くなる漢字を、紹介します。

偽⇒人の為、と書いて偽り。「あなたの為よ」と言う人の言葉は、全て嘘。自分の為だと言う事です。

必死⇒必ず死ぬ、と書いて、必死。必死に勉強する、という言葉は、命をかけて、という意味を含みます。あなたは、意味を解って使っていますか?

儚⇒人の夢と書いて、儚い。消えてしまうもの、という意味。夢は、一晩眠るときに見るものなのか。それとも、一生かけて追い続けるものなのか……

言う⇒横にして考えると、心+口 心にあることを口にするのが、「言う」 心で思ったことのないことは、口に出ることはない。口に出る、という事は、それすなわち、心で思ったことがある、という事。

嘘⇒口からでる、虚しい、空っぽのもの。という意味。

呪⇒口編に兄と書いて、呪う。兄のことを口に出して言ったら、呪いの言葉になる。人類で最初に人を呪ったのは、弟かも、しれませんね……

そうやって一つ一つ、解らなかったときに調べる工夫をする。何故そうなるのかを、理論や理屈を納得するまで調べてみる。

辞書で調べるのは手間がかかることかもしれませんが、今は何かと便利な世界です。調べようと思えば、すぐ調べられる。だからこそ、その一歩を進むか無駄なことだとやらないのかで、結果は大きく違ってきます。

今、何も変わらないと苦しんでいるのならば、何か一つ、変えてみてください。

そして、このイメージングは、身につければ本当に読解が楽になります。目の前を通り過ぎていく知識。それを素通りさせるか、脳に焼き付けるかは、あなたの工夫次第です。

ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。

 






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