魯迅

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小説読解 魯迅「故郷」その8 ~まとめ 魯迅が目指したもの~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今日は故郷のまとめとなります。 この「故郷」を楽しい話として思い出す人は少ないはずです。けれど、1年の時に読んだ「少年の日の思い出」(参照⇒小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その1~情景描写...
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小説読解 魯迅「故郷」その7 ~地上の道とは~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」のラストシーン。主人公「私」による独白のシーンです。 一人、黙々とこの帰郷の旅のことを思い返しながら、明るい未来を願う私。普通であるのならば、そこだけで終わるシーンですが、その後、主人公は自分の...
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小説読解 魯迅「故郷」その6 ~鮮明だったものがぼやけていく物悲しさ~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 鮮明だった銀の首輪の小英雄。くっきりと思いだされていたものが、途端にぼやけていく物悲しさを解説します。 そして、あれほど帰りたかった。20年来、心に描き、常に片時も忘れることのなかった故郷が名残惜しくな...
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小説読解 魯迅「故郷」その5 ~失意の裏に隠れた封建社会の名残~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 ルントーとの再会を果たした主人公「私」。けれど、感動の再会とは程遠く、大人になったが故の、身分や背景を色々考えてしまい、幼い時とは同じように話すことが出来なかったシーンです。 あくまでも主人公目線で書い...
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小説読解 魯迅「故郷」その4 ~砕かれた希望~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回、「故郷」の中でも衝撃シーンNo.1の部分を解説します。 古い友人と思っていた人に、20年ぶりに再会した時。貴方は、先ず第一声で、その人を何と呼ぶでしょうか? 【ルントーとの再会】 楊おばさんとの会...
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小説読解 魯迅「故郷」その3 ~悪い方へと変わった人々~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」の3回目。今日は、ルントー以外の故郷で出会う人。楊(ヤン)おばさんの登場の意味を解説します。 【昔と変わり果ててしまった姿】 ルントーの美しい思い出を堪能した主人公「私」の許に、招かれざる客がや...
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小説読解 魯迅「故郷」その2 ~明るい描写のフラグ~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」の二回目。今回は、この小説唯一と言っても良い、明るい思い出のシーンです。 【古びた家】 故郷に帰ってきた主人公「私」。ここで、実の母親と対面します。 -本文- 明くる日の朝早く、私は我が家の表門...
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小説読解 魯迅「故郷」その1 ~暗い風景描写が指し示す意味~

こんにちは、文LBAOの松村瞳です。 中学校3年生で読む、魯迅の「故郷」 この小説は、とても暗く、淡々とした内容がずっと続いたり、あまり好感を持てない人々がキャラクターとして登場することもあって、中学生たちには難問な小説になるのですが、難し...

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