夏目漱石「こころ」22〜垣間見える執着心~

「こころ」解説その22。 今回は、Kの自殺が演出で有ったとして、先生の行動を予測し、恐らく自分の死んだ身体よりも先に遺書の方に行き、先ず自分の立場を確保する行動に出るだろう。 そして、ほっと安心した瞬間に自分の遺体と、その後ろに飛び散っているであろう血潮を見たとするのならば、先生はどのように感じるだろうか。どのような感情を抱き、これからを生きていくだろうか。… 続きを読む