物語るという欲望 解説その1
今回から、内田樹さん著の「物語るという欲望」を解説します。
今回は、その1。
【イントロダクション】
-物語る、とは-
「物語る」という耳慣れない言葉。
辞書的な意味合いは、「まとまった話をする」「起承転結がある、物語を語る」ということです。
つまり、「オチをつける」「一つのまとまった展開のある話をする」という行動、ということになります。
となると、タイトルの意味は、「まとまった展開のある話をしたくなる、欲望、欲求」となります。