夏目漱石「こころ」20〜Kの自殺の謎〜

「こころ」解説、その20。 今回からは試験対策ではありませんが、「こころ」という小説の謎に迫っていきます。 高校の授業で問われ、そして答えなければならないことは、「人は、鬼にも仏にもなる。その人の性質や性格ではなく、状況や環境が整ってしまえば、どれだけ良心を抱えていても、善良な人間だと自分で自覚していても、追い詰められれば道徳的に悪だと解っていることでも平気でやってしまう」ということ。… 続きを読む