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8/29 髑髏の登場  平家物語第5巻46章「文覚」その4

さて、この文覚のシーン。 平家物語の主たる流れからすると、あまり関係がないのですが、どうしてもこの髑髏のくだりだけは読んでいただきたくて、この部分を取り上げました。 胡散臭い(げふん)僧侶が何故にこんなにまで名前が残っているかというと、この...
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8/22 文覚が伊豆へ下ったとんでもない理由 平家物語第5巻46章「文覚」その3

さて、とんでも僧侶の文覚さんが、どうして伊豆に下ることになったのか。 そもそも、この勧進帳を引っ提げて院の御所へ突撃するなんて暴挙、まともな人間だったら出来るはずがなく、その一点だけとってもやはり常人とは全く違う感覚を持っていたことが解りま...
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8/8 文覚と後白河院の強引すぎる出会い方 平家物語第5巻46章「文覚」その2

「事実は小説よりも奇なり」という英国の詩人バイロンの言葉はあまりにも有名ですが、最近の大河を見ていると本当にそう思ってしまいます。 そんなこと、あるか!!と思わずにはいられない記述が古典を読んでいると多く見つけられるのですが、この文覚という...
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8/1 怪僧の出自 平家物語5巻46章「文覚」その1

大河ドラマでは、登場時からとても異色を放っていた僧侶、文覚。 以仁王の令旨といい、この文覚の訪れといい、頼朝が蜂起するきっかけが同じ時期に何回も訪れるのは、やはり時代が平家に対抗する存在を欲していたのかもしれないと、しみじみ思ってしまいます...
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7/257/27 11時~に移動 朝敵の歴史  平家物語第5巻44章「頼朝謀反」その2

頼朝謀反の知らせを聞いて、激怒した清盛。 その後の朝廷の対応が描かれています。 平治の乱の時点で、頼朝は元服したばかりの13歳。 その後21年間伊豆で幽閉されるわけなのですが、21年前に何があって頼朝が助命されたのか。 平治物語によれば、 ...
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7/18 頼朝の謀反がどう福原に伝わっていたか 源平合戦の始まりの章 平家物語第5巻44章「頼朝謀反」

思わず……大河の3~5話を見返してしまいたくなるこの展開。 中ごろに「さらば、とくして事の出で来よかし」とありますが、この頼朝の挙兵が、福原遷都で求心力を失っていた清盛にとっては痛恨の一手になったのが感じられます。 「早く大ごとが起こればい...
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7/11 平家転落のフラグ?? 平安末期のホラー話 平家物語第5巻42章「物怪の巻」

平家物語を読んでいると、脇役の人たちもしっかりと名前と出自が書かれているので、大河ドラマで出演している人たちが自然と頭の中に浮かんできてしまいます。 昨今、古文漢文は教育に不必要、という論理がまるで正論のように語られていますが、逆にだったら...
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2022年度 夏休みイベント企画 読書感想文の書き方講座

2022年読書感想文の書き方講座のお知らせです。 7月26日(火)、8月5日(金)の10時~12時 小学4年生~6年生が対象となります。
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7/4 王朝文化の象徴 和歌と今様 平家物語5巻42章「月見」その3

今回は、タイトルは月見となっておりますが、高校の教科書で取り上げられている名前では、「待宵の小侍従」となっております。 内容は、すたれていく都と共に寂れていくかもしれない王朝文化の和歌と今様の、名残を惜しむように、返歌の文化や、和歌が上手い...
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7/1 旧都を偲ぶ貴族たちの哀愁 平家物語5巻42章「月見」その2

軍記物の平家物語ですが、今回の部分は旧都を偲ぶ貴族たちの和歌の応酬が描かれています。 新しい都の建設しか考えられない清盛と、寂れていく都であっても、住み続ける人々の姿。 こういう風に見てみると、桓武帝が遷都をしたときは成功し、清盛が行った時...

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