こんにちは、文LABOの松村 瞳です。
【口グセが人生を決めている】
-あなたの口癖のセルフチェック-
人間って不思議なもので、いつも使ってしまう言葉や、とっさに口から出てきてしまう言葉があります。
たとえば……
Aの口癖
「わからない」
「だって、出来なかったし……」
「頑張ったんだけどなぁ……」
「こんなに沢山、出来ないよっ!」
「昨日は疲れていたからっ」
「あーっ、イライラするっ!!」
「忘れていました」
「ごめんなさい」
「はい、はい、はいっ……もう、解ったからっ!!」
ざっとまとめてみましたんですが、これ、日常で使っていませんか?
こういう言葉を口グセにしている人と
Bの口癖
「解らないけど、やってみます」
「やってみたんですけど出来なかったので、助けてくれませんか?」
「やれるだけの事はやりきったし!」
「どうやったら時間内で出来るだろう?」
「これだけやり終えたら、気持ち良いだろうな」
「寝ちゃったけど、その分今日はスッキリしているし、まっいいか」
「イライラするから、気分転換に散歩しよ」
「うっかりしてました! すぐやりますね」
「気付かせてくれて、ありがとうございます」
「また忘れている時には、注意してね」
Aの口グセとBの口グセ、あなたが口にしているのは、どちらですか?
そして、もうひとつ。あなたは、どちらを口グセにしている人達と、友達になりたいですか?
【口グセはあなたの考えそのもの】
-反射的な口癖が、見えない思考を教えてくれる-
AとB。二つの口グセ集。
不思議なんですけどこの口グセ。目の前に有る状況は、全て同じことを想定しています。でも、読んでいて解る通り、印象はがらっと違う。違うどころか、別人ですよね。最早。
全ての物事を前向きに捉える方が良いという訳ではありませんが、物事を別の角度から見て評価する、という行動は、文章を書く上においてとても大事なことです。
-起こった出来事で決まるのではなく、どう解釈するかがカギ-
成績が伸びる子の口ぐせ
たとえば難問にぶち当たった時成績が伸びる生徒の態度には、等しく共通点があります。これがとても興味深く、面白い。
難しい問題にぶち当たっても、伸びて行く子は何処か嬉しそうなんです。今流行りの脱出ゲームもそうですよね。難しい問題で有ればある程、嬉々として目を輝かせる。あーでもない、こーでもないって考え続けて、自分の考えを不完全でも出して、人に読んで貰って、何度も何度も挑戦していく。
「わっっかんないっ!! でも、正解がちゃんとあるはずだから!!」
そう自分に言い聞かせて、何とかして正解への道を探し続ける。結果的に探し出せなかったとしても、模範解答を見ながらどうしてそうなるのかを理解出来るまで、集中を続ける。
その様子は、本当に楽しげなんです。
例え出来なくても、にこにこしながら次の問題へと向かっていく。失敗なんか気にしないし、寧ろ失敗しても回数こなせば何とかなると、ひたすらに続けていく。
知識を得ることを、楽しんでいるのです。まるで、遊んでいるみたいに。
でも、成績が落ちていく子は真逆です。
成績が下がる子の口癖
解らない、出来ない、イライラして、いつも苦しそうです。中には泣きだしてしまう子も居る。頑張って解いているのに、何で解らないんだ。どうして解らないんだと、人に言われる前に自分で自分を責めているんですね。
傍で見ていると、本当に辛そうです。
どうせ自分が頑張ったって……
頑張っても、出来なかったし……
やったって、何にも変わんない……
これが続くと、やがてこう思う様になってきます。
だって自分は頭が悪いから。
【まとめ 選択するのは自分自身】
『日々の1°があなたを劇的に変える魔法』 でも書きましたが、1度の変化を毎日続けて行くとやがて大きなモノになる。口グセも同じです。
出来ない事実に打ちのめされて歩みを止め、自分に絶望しながら重い足取りで進む苦しい道と。
出来ないのならば、どうやったらこれを乗り切れるだろうかと考え続け、笑いながら進む明るい道と。
あなたは、どちらを選びますか?
此処まで読んで頂いて、ありがとうございました。
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