「である」ことと「する」こと

評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その4~二つの極~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 高校生だと、英語でこのことわざを聞いたことがあるでしょう。 The proof of the pudding is in the eating. これの日本語訳って、何でしょうか? 【論より証拠】 「プ...
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評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その3~近代社会における制度の考え方~

こんにちは、文LBAOの松村瞳です。 「である」ことと「する」ことの三回目。 であること=状態。 すること=行動。 状態は、つねに行動することによって支えられている。それは、民法、政治、自由においてそうである、という解説をしてきました。今日...
「である」ことと「する」こと

評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その2~真実の自由とは~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「権利の上にねむる者」は、民法の保護に値しない。 この一言は、法律上の話ではなく、多くの場面で適応する真理だと解説しました。成績上位の状態でありたいのなら、その状態を保たせているのは常日頃の勉強をする行...
「である」ことと「する」こと

評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その1~権利の上にねむる者~

「権利の上にねむる者」という言葉の意味は何なのか。それは、権利は与えられているものであり、いつなんで時でも必要な時に行使できるものではなく、権利が「ある」という状態を保つためには、日ごろからその権利を持っているのだということを行使「する」態度。具体的な行動が必要になり、行動をし続けた人間のみが権利を主張できる世界であることを、解説します。
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古文解説 枕草子『かたはらいたきもの』~気まずくて逃げ出したくなる瞬間~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回は古文解説。久方ぶりに枕草子です。 枕草子の中でも、特徴的な段です。「かたはらいたきもの」の他にも、「すさまじきもの」「にくきもの」「ありがたきもの」「うつくしきもの」「うれしきもの」など、色々あり...
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中学国語と高校国語は、ここが違う

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今日は、中学国語と高校国語の違い。 そして、いわゆる中学でも難しい問題。難題と言われている模試や、初めて読んだ文章で上手く解けない人に、足りない技術を解説します。 【抽象と具体】 国語の課題。それは、高...
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センター試験内容にヤマをはってみた 平成30年度問題予想 

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 12月に入り、いよいよ本格的な受験シーズン突入です。なので、今日は今年度(平成30年1月13日実地センター試験)の試験内容を予想してみます。 そんなこと出来るのか!? と思われるかもしれませんが、センタ...
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小説読解 魯迅「故郷」その8 ~まとめ 魯迅が目指したもの~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今日は故郷のまとめとなります。 この「故郷」を楽しい話として思い出す人は少ないはずです。けれど、1年の時に読んだ「少年の日の思い出」(参照⇒小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その1~情景描写...
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小説読解 魯迅「故郷」その7 ~地上の道とは~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」のラストシーン。主人公「私」による独白のシーンです。 一人、黙々とこの帰郷の旅のことを思い返しながら、明るい未来を願う私。普通であるのならば、そこだけで終わるシーンですが、その後、主人公は自分の...
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小説読解 魯迅「故郷」その6 ~鮮明だったものがぼやけていく物悲しさ~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 鮮明だった銀の首輪の小英雄。くっきりと思いだされていたものが、途端にぼやけていく物悲しさを解説します。 そして、あれほど帰りたかった。20年来、心に描き、常に片時も忘れることのなかった故郷が名残惜しくな...

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