因果関係で読解問題を解く。今回は文学的文章、二つ目。
テストでよくある形ですが、カギかっこのセリフの部分での気持ちを問われる問題です。
ここでポイントなのが、まず、セリフの意味です。
今回の場合は、だめだしです。まず、誰が誰にどのようなことで、だめだと言っているのか。
そう思ってしまうのは、何故なのか。
ここを因果関係で詰めていきます。
まず、これは自分が自分に対して「あかん」と言っている。
何に対しては、「自分の仕事」に対して。
そう思ってしまうのは、文章冒頭にありますよね。「毎日失敗ばかり。何を学んだのか、分からない。毎日同じことの繰り返しで、叱られてばかり」
要するに、仕事の失敗でへこんでいるわけです。ただの落ち込みだけだったらいいのですが、中盤辺りに「仕事の意味が解らない」という部分があります。これがポイント。
自分が働くことの意味が、見出せなくなっている。やる気がなくなっているときに良く感じる気持ちです。
そこに、さらに追い打ちをかけるのが、周りの状況です。
そう。人との比較。
ただでさえ落ち込んでいるときに、拍車をかけて仕事をキラキラと楽しそうに頑張って輝いている友達の姿を見て、比較してしまったら……と考えてください。
後はまとめるだけです。
こういう推測や想像は、演習の数です。まず数をこなして、色々書いてみる。
では、宿題提出待っています。
コメント
遅くなりましたが、添削お願いします。
問二 ア:事実→自分は注意されてばっかりだが、慎太郎や沙良は仕事を立派にこなしている
イ:心情→自信がなくなった
ウ:言動→あかんよ…
自分は注意されてばっかりだが、慎太郎や沙良は仕事を頑張っていることで自信がなくなってしまったから。
問三 自分は注意されてばっかりだが、慎太郎や沙良は仕事を立派にこなしていることで自信がなくなってしまったから。
宿題提出ありがとう!
オシイ!!!!
自分に自信がなくなった、までは当たりなのですが、最後の部分が抜けています。
「何」に対して、自信がなくなったのでしょうか? そこが抜けていると、結論が書けていないので配点が下がります。
「何」に対して自信がなくなり、「何」に対して、意味が見いだせなくなってしまったのでしょうか。
もう一度、考えて問三の解答を書いてみてください。