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12/4 800年後の世界まで語り継がれる巴御前 平家物語9巻83章「兼平」その2

さて、長年古典の教科書に採用され続けている有名な名文です。(+敬語の初歩を学ぶ題材にもなっております(笑))長い長い平家物語の中で、巴の登場は義仲が都落ちをする直前の名前での登場と、この最後の軍姿のみです。(もちろん、後世描かれた源平争乱記...
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11/27 兼平との奇跡の遭遇 巴初登場 平家物語9巻83章「兼平」その1

義仲の軍は側近以外は、平家に支配に反発した地方の軍勢の寄せ集めです。それでも戦いとなれば用をなしたので、そのまま京に連れてきたことと、京内での具体的な戦闘もなく勝ってしまったことが、その悪い面を引き出しました。平家に勝ったのだから、平家の持...
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11/20 たった1日の戦いで都落ち 義仲の逃亡と義経の院参 平家物語9巻82章「義経院参」

さて、宇治川の戦いで義仲軍を蹴散らし、一気に京の中心部へと軍をすすめた義経。義仲の基本戦法は、軍を複数に分けて配置し、包囲戦を行うことがこれまでの定番でした。地の利が圧倒的に強い北国での戦闘ならばそれも通用したのでしょうが、地の利が少なく、...
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11/13  騎馬2人、徒歩1人の渡河姿が戦況を一気に変えたたった半日の宇治川攻略 「平家物語9巻81章「宇治川」その4 後半

さて、平家物語名物、宇治川渡河の乱です。平家物語だけでなく、吾妻鏡も太平記も、京攻めで必ず戦局の要所として描かれる宇治川。現代では平等院鳳凰堂がある、お茶の名産地としてののんびりとした光景が残っている場所ですが、平安時代からここは、京の都を...
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11/8 先陣の誉? 色々あった宇治川渡り 「平家物語9巻81章「宇治川」その4

さて、宇治川の先陣を巡ってのドタバタの中で、一抜けをしたのは梶原さんではなく、佐々木さんでした……卑怯な手を使った方が誉に当たるという、「誉」ってなんだったっけ? と思わずにはいられない状況です。それぐらい、先陣の誉はとても名誉があり、文書...
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10/30 宇治川をどう渡る? 先陣の誉れは誰の手に 平家物語9巻81章「宇治川」その3

さて、生唼と摺墨。歴史に名を遺す名馬ではありますが、とても良いものはそれだけ争奪戦も激しいということで……それよりも何よりも、今、戦中なんですが? と問いかけたい気持ちになりますが、戦だからこその争いなのかもしれません。少し面白い情報を(笑...
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10/23 先陣の誉れを巡って笑えない内部闘争勃発 平家物語9巻81章「宇治川」その2

さて、坂東武士の性質をとっても良く表しているこの「宇治川」のエピソード。実は、範頼・義経の軍が義仲を京から追い出し、討伐するのは、たった1日の出来事だったりします。スピード解決にも程があるこのスピード感(笑)けれども、これは義仲が京の公卿・...
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10/9 源氏同士の戦いがとうとう勃発 平家物語9巻81章「宇治川」

とうとう義仲と頼朝の武力衝突が始まります。その舞台となった宇治川。この宇治という場所は、京に攻め込むためには現在の滋賀県瀬田から入るか、南から宇治川を渡って山沿いを北に上り、上洛するかの二手に成ります。義仲の不幸は、この2方面に軍を派遣しな...
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10/2 平家と成り立たなかった和睦 義仲の政治力の限界 平家物語8巻80章「義経熱田の陣」その2

さて、法皇と事を構えてしまった義仲。戦では勝ちましたが、その後の敗戦処理で苦労をしてしまいます。戦で勝ったとしても、その後の統治が酷くてまた問題が勃発することは、歴史上にあふれていますが、やはり「力で勝つ」という状態は勝った側に万能感という...
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9/25 頼朝 木曾討伐に動く 平家物語8巻80章「義経熱田の陣」その1

木曾の乱行と法住寺合戦を経て、とうとう鎌倉の頼朝に伝令が飛びます。更に範頼・義経が熱田神宮にいると聞き、北面の武士たちが動き始めます。この北面の武士たちが動き始めるのが、除目が終わった後というのがリアルです(笑)この除目で罷免や幽閉が無く、...

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