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ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その4

清岡卓行さんの「手の変幻」解説その4です。ヴィーナスの両腕の復元案を、筆者は強烈に否定します。作者であろうとも、その両腕を創ることはダメだと否定をします。その理由は、芸術、というものの本質が、表現者と鑑賞者の相互がかかわるものだからです。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その3

数研出版の論理国語から、清岡卓行さんの「手の変幻」その3を解説します。筆者が語る、ミロのヴィーナスの失われた腕を復元しようとする試みを否定する理屈を解説します。人は自然と自分の理想的な創造を常にして、欠けているものを補います。それがその個人にとっての理想なので、そこに形が与えられると私たちは失望してしまう心理を具体的に説明します。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その2

清岡卓行さんの「手の変幻」解説その2 欠損しているがゆえに持ちえた、均整の魔力について、解説します。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その1

数研出版の論理国語から、清岡卓行さんの「手の変幻」を解説します。芸術論の基礎ともいうべき評論文ですが、この評論が読めるかどうかで、芸術論が理解できるかどうかが決まってきます。特殊と普遍が具体的にどのような意味を持って使われているのかを、解説します。
テスト対策

評論文を読めないと得られないもの 3つ

【地獄のような評論文】 -評論文を読む生徒の本音- 「評論文なんてつまらない」 「何書いてあるか、分かんないし」 「別に、分からなくても俺の生活には全く問題ないし」 これって、本音ですよね。 誰もが一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか...
ラップトップ抱えた「石器人」

ラップトップ抱えた「石器人」 解説その4 まとめ

ラップトップ抱えた「石器人」の解説、まとめです。 【読んだ後にすること】 どの評論文でもそうですが、読んだ後に「何が書いてあったのか」と言うことをまとめる必要があります。 -評論文のまとめ方- ポイントは次の二つ。 筆者は何を問題としている...
ラップトップ抱えた「石器人」

ラップトップ抱えた「石器人」 解説その3

ラップトップ抱えた「石器人」 解説その3。 【ヒューマンエラーの過小評価の謎】 例示として挙げられていた東海村のウラン流出事故。 原子力発電所のトラブル隠し。 NASAのスペースシャトルの大気圏突入時の分解・・ 全て挙げられている例示は、ヒ...
ラップトップ抱えた「石器人」

ラップトップ抱えた「石器人」 解説その2

ラップトップ抱えた「石器人」解説、その2。 【実感がないと対策出来ない危機感】 最初の段落でミスや危機感の認識に、何か問題がある、という疑問が提示されました。 やばい。何かがおかしい。という、危険察知の能力。これが鋭い人は、勘が冴えている、...
ラップトップ抱えた「石器人」

ラップトップ抱えた「石器人」 解説その1

今回から、行動生態学者の長谷川眞理子さんが書いた、『ラップトップ抱えた「石器人」』の解説を取り上げます。 【イントロダクション】 ラップトップとは、ノートパソコンのこと。 現代風に言うのならば、タブレットやスマートフォンでも良いのかもしれま...
徒然草

徒然草「花は盛りに」をわかりやすく解説その4~教養の浅い人とは~

徒然草、「花は盛りに」解説。その4。 今回は、教科書に抜粋されている部分の最後です。 【兼好法師の好む、物の見方】 この部分では、兼好さんの物を見る楽しさがつづられています。これを読むと、毎回毎回、「自分はどうかな」と我が身の態度を振り返り...

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