読書嫌いの子どもが多い理由 本嫌いを量産する読書感想文の罪


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7月も中旬。もうすぐ待ちに待った夏休みです。

けれど、夏休みと言うと、嫌なものが宿題ですよね。

テキストだったら、とっとと終わらせてしまって終り!!に出来るけど、その中でも

地味な努力が必要で、

時間かかって面倒で、

でもやらなくちゃならない、

嫌な宿題No.1!!

それは、読書感想文です。

本って、面白いから読むのであって、感想書かなきゃならないからって、それ、目的が違いますよね。

【何故、読書感想文が嫌われるのか】

-読書の目的が変わってしまう読書感想文-

読書の目的って何でしょうか?

「知識を得るため」というのが1番先に来ると思うのですが、それは大人の理屈です。

子どもは、違う世界に連れてってくれる、想像の世界や、楽しい世界を体験できる、物語を楽しみたくて、本を手に取ります。

今は、漫画や映画、ドラマ、アニメ、ゲーム、様々なものが人気ですが、人気が出るものって共通して、そこに、ストーリー性が存在しているものです。

そう。

読書って、楽しくて面白いから、するものなんです。

決して、「感想文を書くために読むもの」ではない。

大人だって、「この映画を観た後に、感想文を原稿用紙に5枚書いてください。そして、それは仕事の評価対象になります」って言われて、「映画は楽しんでみてください」って、出来ますか?

ぜっったい出来ないですよね。

頭のどこかで、「あ、ここで書こう」とか「どこのポイントで書こうかな」って考えちゃって、映画どころの話じゃ無くなってくる。

そう。感想文って、物語を楽しめなくなる、最たるものなんですよ。本当に。

 

-面白い、だけでは駄目なもの-

「読書感想文」は物語を楽しむことを許してくれません。

「あー、面白かった!! 次、次の巻!!」

って、面白かったら次々読んでいきますよね。

けど、読書感想文を書くために本を手に取り、仮に面白かったとしても、「あ、これで書かなきゃならないのか……」って思った瞬間にやる気がダウン。

イメージが繋がって、「本を読んだら、感想持たなきゃいけないんだ」って思ったら、次に本を手に取る意欲なんか沸き上がる筈がない。

そもそも、感想文って、本を面白く読まさせない、嫌がらせみたいなものです。

だって、「書いてこい」って命令するのに、「書き方」は一切教えてくれない。

書き方を教えてくださいとお願いしたら、「自由に書け」と言われるだけ。

ご自由にどうぞ~で嬉しいのは、某うどん屋さんのネギサービスだけです。セルフサービスだって、選択肢くれるのに、文章に関しては選択肢すらくれない。




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夏休みの日記とかもそうですけど、「何書けばいいの?」って、誰もが持ったこと有りますよね。

それって、当然です。だって、書き方なんて、誰も教わってないんです。

-書き方を教えてくれない学校-

学校って、書く量と読む量でいったら、圧倒的に読む量の方が多いです。

それが悪いわけではありません。だって、知らなきゃ真似ることは出来ないし、取りあえず「知る」って事は大事。言葉も知らなきゃ出せないし。

けど、じゃあ、「読書感想文の書き方」って、学校で教えてもらったお母さん、お父さんっていますか?

例えば、足し算とか引き算とか掛け算割り算って、子どもと一緒に解くこと出来ますよね。「こうすれば良いよ」って教える事も、出来ます。

人に教えることが出来るって、それが身についていることの証明です。教えられたことが、ちゃんと自分に定着していて、使えるから、子どもにも教えられる。

けど、子どもに「読書感想文ってどうやって書くの?」と聞かれて、「こうだよ!!」と自信もって答えられる人は、多くないですよね。

難関大に合格した子ですら、「読書感想文は、何を書いていいか、未だに迷走します……」と呟いていたほどです。

そう。身についてないんです。恐ろしいほどに、教えられていないです。書き方を。

 

-本好きでも嫌いな読書感想文-

「でも、読書好きなら簡単に書けるんでしょう?」

実際、そういう子もいます。

さらっと書けてしまう子もいるし、短時間で文字だけ埋めて終わる子も、確かにいます。

でも、そう言う子が読書好きになるでしょうか?

読書が好きな子でも、読書感想文は嫌いです。だって、「感想を強要させられる」のですから、自然な感想なんか抱くはずがありません。

感想って、誰にも強制されずに抱くもののはずです。だから、変な義務感や、強制感を抱いた時点で、それは感想では無かったりします。

-文章を書くのが嫌いになる原因となってしまう-

で、これが最たる害悪なんですが、みんな、これで文章を書くのが嫌いになるんです。

強制されたものって、人は良いイメージを抱きません。

更に、それのやり方すら教えてもらえない。文章を書くって、基本時間がかかります。

本を読む時間も、強制的に「感想を持たなくちゃだめなんだ」というプレッシャーと、書く時間の、「どうやって書けばいいんだよ」という迷い。

こんなの二つ抱えて、読書感想文が好きになる子がいたら、結構な変態です。というか、変人です。(才能にあふれた偉人って、大概子どもの時は変人ですよね。)

人間、嫌なことは長続きしないんです。

長続きするのは、楽しいこと。面白いこと。

そんなイメージ、読書感想文に抱いている子どもが居るでしょうか。いないですよね。

文章書くのが嫌いな子を、量産しているような宿題です。

-害悪だらけの読書感想文-

それでもしぶとく生き残っている読書感想文。

こんなに嫌がられいるのに、何故長年にわたってそれが宿題として君臨しているのか。

子どもを読書嫌いにし、

文章を書くのを嫌いにさせ、

夏休みの度に嫌われ続ける。

そんなものを続けている理由は、本を読んで理解する能力。そして、自分の意志を明確に文章で表現する能力が、社会の中で必要とされているからです。

嫌なイメージが染み付いてしまっているものが、大人になってから1番必要とされる能力になる。

どんな仕事でも、自力で技術や知識を習得し、身につけ、それを人に伝えて行く力がある人が抜きんでます。というよりも、抜きんでている人は、すべからく、この能力を持ち得ています。

最初が肝心です。

何故なら、抵抗感が無い子は、どんどん書きます。

抵抗感が付いてしまうと、ずっと文章を書くことが苦手なままです。

そのまま、大学受験までいってしまう子は、本当に多い。なぜなら、文章の書き方は進学校であったとしても、教えてもらうことはほとんどないからです。

【書き方を学ぼう】

-本来、人は語りたい生きもの-

ここで基本的なことを1つ。

私たちは皆、おしゃべりが大好きです。人と話すのが苦手、という人もいると思いますが、「好きなこと」に限定したら、どうでしょうか。

「好きなこと」を「好きな相手」と一緒に喋るとしたならば。

好きな映画を観て、友達とそのまま感想を言い合ったり、漫画やドラマの好きなシーンを話し続けたり。

延々と喋りますよね。

そう。人は、語りたいことを沢山、その胸の中に抱えているんです。ちゃんと、「書きたいこと」「話したいこと」「伝えたいこと」は誰もが自然に持つものなのです。

-自分の意見をまとめる練習にもなる-

けれど、それを「書け」と言われると、途端に止まってしまう。

どうまとめていいかが解らないからです。

けれど、頭の中でもやもやしていたり、感じていたりすることは、書き出す事によって整理されたり、新しいことに気がついたり、色んな発見があります。

「書く」って、自分のことを知る行動でも有るのです。

 

-書くことに対する抵抗感を、小学生のうちに下げるチャンス-

子どもは素直です。

嫌なことは、素直に嫌。

好きなことはとことん好き。

強制されたり、自分の意にそわない事をやらされることは、大人だって嫌です。

だから、小学生の間に抵抗感を下げる。書くことに対しての、嫌な感覚を無くし、むしろ書くのが楽しい感覚を身につけておく。

すると、後は抵抗感がないので、勝手に伸びて行きます。

中学、高校と上に上がれば上がるほどに、自分でメモを取れる人間が成績も上がりやすい。

ただ、先生の書かれた文章をそのままノートに書き写しているだけの子は、必ず成績が落ちて行きます。

けれど、自分の意志で文章を書ける子は、頭の中で整理をし、文を書ける。

だから、ノートがきちんととれ、理解能力も上がっていく。

物凄く単純なんです。

-書くことを知った子は、どんどん書ける子に-

書くのが楽しいと知ると、どんどん書くことに対して前向きになります。

ピアノをやっている子の成績が高くなることは、多くの実験で立証済みですが、文を書くことも指先の運動です。

自分で鉛筆を持ち、自分の考えを書きながら整理する習慣を持ち。、そのことが楽しいという意識が芽生えれば、後は自分で勝手に前に進んでいきます。

「もっとやりたい」

そう思わせるのが、何よりのコツになります。

 

-逆にマイナスイメージを持つと、社会人まで逃げ続ける-

その逆を考えてみましょう。

文章を書くのが嫌い。

本なんて面白くもなんともない。

けど、少なくとも勉強って、本を読んで、それをノートにまとめて、文を読んで、理解をすること。

そして、受験やテストで求められている能力は、理解した内容を質問に合わせて、まとめて、文章で答えることです。

記述問題や文章問題で、どれだけ苦労した人が多いのか。

それは、あなたの能力が低かったからではなく、ただ単に書き方を知らなかった。ただ、それだけのことなんです。

数学で言うのなら、解き方を教えられずに、連立方程式を解けとか言われるのと同じです。

それで出来ないと、「何で?」「サボっていたの?」とくる。

逃げ続けるのも、道理ですよね。誰だってそんなの、やりたくなくなる。

【書くのは、才能じゃなく、習得可能なただの技術】

-文章は自転車の乗り方と一緒-

皆が誤解しているのですが、文章を書く技術は、才能では有りません。

それこそ、100年も名前を残す作家や詩人になろうとするのならば、言葉に対するセンスや感性は必要でしょう。

けれど、文章はただの技術です。

方程式と一緒。知ってしまえば、誰もが当たり前のように使えるものです。

自転車の乗り方を、一度身につけてしまえば忘れることは有りませんよね? そして、乗る時に戸惑う事もない。

それぐらい、単純な技術なんです。

けれど、苦手意識が強くなってしまうと、やりたくなくなってしまう。どうしても、避けてしまいがちになってしまう。

 

-知ってしまえば、後は自動-

でも、一度身につけてしまえば、後は自動です。慣れてしまえば、考えなくても出来るようになってしまう。そんなものなんです。

それを小学生で嫌になってしまったら………どう考えても、待ち構えているのは、地獄ですよね。

だって、課題や提出物でどれだけ文章を書かなくてはならないのか。

2020年からはセンターも変わり、より読解力、記述力の能力が問われるようになっていく。

そして、「国語の問題」が解けても、文章能力は身に付きません。

受験問題が解けても、文章能力は長けません。けれど、文章能力が上がると、受験問題は簡単に解けます。確実に、解けます。

-課題図書なんかくそくらえ-

課題図書、面白いですか?

タイトルから見て、面白い、読みたくなる本。毎年、この時期に本屋さんに行くたびに見るのですが、どうにもなんか、説教臭い本が多いんですよね。読書感想文の本だと思って見るからかな。

もちろん、良い本も沢山あります。

感動する本も多いし、考えさせられるものも有ります。

けれど、大事なのは「課題図書だから」ではなく、「自分が好きだと思ったもの」を手に取ってほしいのです。

どんな本だっていい。

どんな話であっても、その子が好きだと思えるのならば、それでいいんです。

むしろ、それ以外の本で書く意味が、見当たりません。

 

-自分が好きで心の底から面白いと思える本を選ぼう-

ワンピースなどに代表されるように、好きな漫画のことだったら、皆際限なく喋るし、読んでいると夢中になるのか、皆無言になります。

そんな風に、夢中になれる本を選んでほしい。

本屋さんや図書館に行き、本を実際に見て、表紙やタイトルに惹かれたり、なんとなく引っかかったものを、手に取ってほしいのです。

人は、誰かから与えられたものよりも、自分でえらんだものの方が好きになります。課題図書だから選ばなきゃいけない、なんてルールは本来無いんです。

好きなものを、好きなように、書く。(ただし、技術を知った上で)

それが出来あがった時、「ああ、何だ。読書感想文って、結構楽しく書けるかも」と思った瞬間、文章に対するストレスは激減します。

けれど、好きでも惹かれもしない本を、ただ「課題図書だから」という理由で手に取り、苦しみ抜いて読み、「面白くないって感想だけじゃダメなのかな?」と埋められない原稿用紙に恐怖し、せきたてられる。

更に出来なかったら、努力不足の判定のおまけつきです。

これで平気だって言ったら、その子は本気でマゾですね。我慢強いにもほどがある。

 

 

-うさぎとかめだって、りっぱな読書感想文は書ける!!-

なので、超かんたんな童話や寓話でも、5枚ぐらいの原稿用紙は埋められる。

読書感想文なんて、自分が惹かれた1エピソードがあれば十分書けます。

本気です。

書く技術さえあれば、どんな話であっても書けます。

それも、面白く、楽しんで。

今年、ご縁があって東京でワンコイン読書感想文講座を開くことになりました。

ランチもついてます。(別途料金有 詳しくは詳細を)

読書が楽しくない子、苦手な子、書くのが嫌いな子、好きだけど書けない子。読書感想文をとっとと終わらせて、楽しく夏休みを過ごしたい子。

そして、自分の意見をしっかりと文章に書けるようになりたい子。

文章で、自分を表現したい子。

たった1時間で文章に対する意識が変わります。

申し込みフォームは、こちらから。
参加費、1人500円。

 

【まとめ】

-読書感想文で本嫌い、書くのが嫌いになるのは勿体なさすぎる-

読書感想文が嫌だなぁって思っている子は、頭が良く、優秀な頭脳を持っている子です。

文を書くことが苦手だと、ちゃんと解っているんです。

努力した経験が必ず有るはず。やって、努力した経験がある子なんです。

頑張ったのに、報われないのって悔しいですよね。嫌ですよね。

だったら、覆しましょう。

 

-楽しい書き方を学ぼう-

講座では、真面目な話なんかしません。

というか、私はしたくありません。

お願いです。

「いや、読書感想文は苦しむもの。本って、努力して、苦しんで読むもののはず」

という人は、来ないでください。

楽しく書きたい。楽しい書き方を知りたい人たちに向けての、講座です。

夏休み、思いっきり楽しいものにしましょうね。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 


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