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こころ

小説読解 夏目漱石「こころ」13〜深夜の問いかけ〜

「こころ」解説その13。いよいよ、物語は佳境に差し掛かってきます。 つまらない、と取られがちな純文学ですが、一つ一つ詳しく読み解いていくと、複雑に絡み合った人の心の動きがとても細やかに書きこんであります。 そして、ちょっとここからは推理小説...
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小説読解 夏目漱石「こころ」12 〜先生の卑怯な行為とKの覚悟〜

「こころ」解説、その12。 今回は 大修館書店発行では、192p上段~ 筑摩書房発行では、165p下段~ 小説の段落番号 42のシーンからです。 居直り強盗のごとく、開き直ったように見えたK。そのKが続くシーンでどのような会話を先生と交わしたのか。 そして、先生はどんな卑怯な行為を行ったのか。 続きを読んでみましょう。
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小説読解 夏目漱石「こころ」11~エゴに満ちた見せかけの善意~

「こころ」解説その11。今回は、昨日の続きのシーンです。 この場面は多くの定期テストで取り上げられるシーンであり、この小説のクライマックスに向けてのターニングポイントであり、大きな謎に満ちているシーンでもあります。

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