いじめを乗り越えた先にあるもの いじめ克服までの道 その5


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こんにちは、文LABOの松村瞳です。

今日は少し体調が回復してきてからのお話です。少ししんどい作業になるので、きちんと体調が良い時を選んでやること。これは絶対です。やりたくても、体調が悪い時に行ったら却って逆効果なので、必ず体調の良い時。そして、朝の時間帯。出来るのならば、とっても晴れた良いお天気の時にしてください。

やってはいけないのは、体調最悪で夜。しかも、孤独な状態で、良く眠れず、頭痛などがしている時です。

これはいじめだけでなく、精神的なストレスを抱えている時にとても有効な応急処置になります。

何がなんだかわからなくてぐちゃぐちゃになっている

【感情の整理をしよう】

私達の感情は目に見えないものです。

この目に見えない感情というものはとても厄介で、コントロール出来なければあっさり簡単に私達を破滅の方向に走らせます。

思い出すだけで辛いと思っている様なことって、出来る限り考えないようにしていますよね。考えるだけで不快だし、思い出したくない。考えようとしないでおこうと思えば思う程、考えてしまう。離れられず、堪えず追いかけてきて、寝ている間も夢でうなされたりする。どうしてこんなに思い出してしまうのか。辛いのは解っていることなのに……

不思議に思ったことってありませんか?

何事においても、先ず問題を解決したかったら冷静になることは不可欠です。そして、その冷静さを取り戻すためには、先ず一旦感情を整理することが大事。簡単に言うと、感情の整理とは、自分の感情と正面からきちんと向き合うことです。

【感情は我儘な子供と同じ】

感情って目に見えませんが、性質はもう我儘な子供と同じです。

ちゃんと心の中で感情はあるのに、無視すると「無視するなっ!!」と暴れます。気付いてくれないと、思ってしまうのでしょうね。こんな感情、感じたくないと、忘れよう。思い出さないようにしようと此方が努力していると、見えない感情は、「この程度じゃ解ってもらえないんだ」と思って、もっと強く感じようと、そのボルテージを上げていきます。

皮肉なことに、忘れよう。こんなこと考えちゃいけない、こんなこと、思ってはいけない、と思ってブレーキをかければかけるほど、その感情は後で暴れるようになります。「気が付いて!」と子供が扉を叩く様なものです。そして、不意に思い出される辛い感情。相手に対する憎しみ、恨み、屈辱、羞恥心、ボロボロにされた自分の自尊心に対する憐憫と悔しさ、様々な感情が、「気付け」と、とんでもない強さで押し寄せてくる。それを必死に思い出さないように他のことで気晴らしをしたとしても、又同じことの繰り返しです。

感情は「これでも気付いて貰えなかった……だったら、もっと強く訴えてみよう」と、更に思い出す頻度を上げてみたり、本人が一番思い出したくない瞬間(試験の本番や、面接などのコミュニケーション力が問われる当日、大事な場面、何かしらの人前に立つ瞬間など)に、恐ろしいほどの精度で目の前に辛かった時の光景を思い出させたりします。

覚えがある人も、いらっしゃるのではないでしょうか?

【感情をコントロールするには、先ずきちんと感じること】

なら、この感情をちゃんとコントロールするには、どうすれば一番良いのか。

相手は我儘な子供です。だから、子供が我儘を言わなくなるのはどうすればいいのか、という事を考えると、解決法が見えてきます。

簡単ですよね。小さな子供が我儘を言うのは、お母さんやお父さんに遊んで欲しいからです。自分は此処に居るよー、という事を認めて欲しくて、話を聞いて欲しくて、一緒に遊んで欲しくて、子供はわがままを言います。

感情もこれと同じです。きちんとその感情の存在を認めて上げること。ちゃんと感じてあげることが一番の対処法と成ります。

でも、これ。頭では解っていても、無意識にブレーキをかけてしまうものなのですよね。

真面目な人ほど、「こんなこと考えちゃいけない!!」って、思ってしまう。

「こんなこと考えていたら、自分に悪影響がある」「こんなこと、思っちゃいけない」「相手だって何か理由があったのかもしれないし、自分にも悪いところがあったのかもしれないし」

そうやって、感情に蓋をして、考え無いように。考え無いようにと毎日を過ごしてきた結果。その思いは時間の影響で少しずつ薄らいでくるものではありますが、これにどれだけの時間が必要かは、個人差があります。

人によっては一か月、一年、数年かかる場合や、一生かかっても癒されない場合もあります。

なので、もっと手っ取り早く、この感情を扱う方法をお教えします。

【きちんと感じると、感情は消化される】

不思議なのですが、感情はきちんとその存在を認めて感じてあげると、身体から抜けていきます。特にマイナスの感情をコントロールしたいと思うなら、感じてあげることが必須です。この感覚は、一度覚えると色んなところで応用することが出来ます。

忘れた方が良い感情や、相手のことが許せない、悔しい、相手の不幸を願ってしまう様な、どす黒い、誰もが眉をひそめるような。そして自分自身もそんな感情を抱いていることに嫌気がさす様な、そんな感情であったとしても、感じてあげることが必要になります。

感情は、ちゃんと解っている。感じているよと、サインを送ると、不思議と抜けて消化されていきます。でも、どうやって感じれば良いのか。それには、辛い記憶を一旦思い出す必要があるのですが、形の無い感情です。しかも、いろんなものが絡まり合って、ごちゃごちゃになっています。だから、それに形を付けてあげるのです。そうすると、抜けていきます。

感じて、それを自分の身体から吐き出してみる。

たった、それだけのことです。




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けれど、それを他人に話すと、きっと聞いた相手がどのように自分を評価するかが気になって、全部を吐き出せない時があると思います。だから、これは一人で行ってみてください。

必要なのは紙とペン。そして、タブーを一切取り払う覚悟です。

【時間を決めて紙に書き出す】

A4ぐらいの紙を用意してください。コピー用紙で構いません。最低、A4程度の大きさです。ノートは不可です。便箋でもルーズリーフでもいいです。

そして、10分。

たった10分です。その10分間。今まで感じてきた苦しみや、相手に対する罵詈雑言。呪いの言葉、どんなひどい言葉でも構いません。恨みつらみ、憎しみ、怨念、悪口、何でも構いません。タブーは一切無しです。今まで考えてはいけない、とブレーキをかけていた感情を全部紙に書き出してください。

ルールは10分間、手を止めないことです。

どんな大きさの字でも構いません。どんな言葉でも、何でもいいです。誰かの評価や視線など、何一つ気にしなくて良い。そこに居るのは、あなただけです。誰にも縛られず、道徳や思いやりなど一切忘れて、書きなぐってください。言葉が浮かばなければ、一定の言葉を連続で書き続けても構いません。

きっと、書きながら涙が溢れてくると思います。手が震えるかも、しれません。けれど、今辛ければ辛いだけ、書き終わった瞬間に楽になります。辛い感情にブレーキをかけず、言ってはいけないと思っている心のロックを外してください。自分の感情に素直になってみてください。

大丈夫。それで、こわれる事は無いです。

寧ろ、こわれないようにするための作業です。

せき止められた大量の水が防波堤を破壊して洪水を起こす前に、計画的に放水するダム作業のようなもの。

貯めこまず、無視をせず、ちゃんと感情を感じてあげる。そして、書き切った紙は10分後。恐らくスッキリとした気分で観られる筈です。人に話せばスッキリする、という話がありますが、いじめは受けてしまうとどうしても人を信頼する気力が下がってしまいます。頑張ろうと思っても、どうしても自分の言葉が相手に受け入れられるかどうか。そして、その怯えから相手の顔色を伺うようにもなってしまうので、自分の暗い、澱んだ気持ちを無くそうとしてしまう。消そうとしてしまう。

そして、自分を偽る様になってしまいます。周りに、心を開くことが出来なくなってしまう。

だからこそ、これは紙の上で行ってください。大丈夫。誰もあなたを責める人は居ません。誰もその紙を見ません。

書き終わったら、紙を破いて棄ててください。安全な場所が確保されているのならば、燃やすのもいいでしょう。誰も見られないように、シュレッダーに掛けたりするのもいいです。

たかがそんなことで、と思うかもしれませんが、この「たかが、それだけ」でしかない「言葉にして書く」という行動は、私達が思っている以上に強い作用を私達に齎してくれます。そして、感情面においては、この感じる、確認するという作業は、コントロール方法として一番手っ取り早く、効果的な方法です。

もし、たかがと思っているなら、たったの10分です。駄目だったとしても、試してみる価値は有ります。何せ、それで自分の辛さが軽くなるのなら、とても簡単なチャレンジです。

もちろん、一度行って全てが解決する、とは言いません。けれど、自分の感情のコントロール方法を知っているだけで、色んな時に使いこなせるようになります。

是非、やってみてください。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 






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