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2/27 義仲と比叡山との駆け引き 平家物語7巻66章「義仲山門牒状」その1

倶利伽羅峠の戦い後の義仲上洛までの流れです。 越前から京都に上るには、どうしても近江(滋賀)を通らなければなりませんが、山を通るにしても、地上を通るにしても、京への北からの出入り口には、がっつり両方とも比叡山延暦寺の僧兵が待ち構えていました...
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2/20 錦の直垂のエピソード 宗盛とのやりとり 平家物語7巻64章「実盛」その2

老兵実盛の最期のエピソードです。 髪の毛を洗った後、白髪が現れて、黒く染めていたことが解った実盛ですが、何故錦の直垂(本来ならば大将しか身につけられない、高級な鎧)を付けていたのか。 その謎が、今回、授業で読んでいない場所に書かれています。...
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2/13 説話的人格 実盛の最期 平家物語7巻64章「実盛」その1

歴史に名高い倶利伽羅峠の戦い。 義仲の戦略的に有名な話であり、平家の2度目の惨敗といってもよいので、やはり栄枯盛衰は記憶に刻まれやすいのがこのエピソードからも解ります。 この斎藤別当実盛。 最後の所領はどこだったのかなと思って調べてみたら、...
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2/6 平家の撤退戦と義仲の嗅覚 平家物語7巻63章「木曾の願書」その2

有名な「実盛」へのつなぎともいえる部分。 偶然ですが、年始に新歌舞伎の演目で、「実盛」が上演されていたのを今知りました(笑)見に行けばよかった…… 目立つのは、やしり義仲の軍を率いる大将としての嗅覚です。 目の前の勝利に酔わず、自分が配置し...
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1/30 平家を「音」で脅かした義仲 平家物語7巻63章「木曾の願書」

今回は木曽義仲の戦いで有名な、「倶利伽羅峠の戦い」の始まりを読んでいきます。 この倶利伽羅峠の戦い。 何故名高いかというと、「源平盛衰記」のエピソードが有名だからです。牛の背中に火をつけた藁を載せ、平家の軍になだれ込ませた、という「火牛攻め...
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1/23 戦のハッタリと根回し  平家物語7巻62章「火打ち合戦」その2

富士川での敗走は別としても、こうやって戦いのくだりを読んでいると、当時でも戦は「情報戦」と「心」が肝心なのだということが解ります。 「情報戦」は、ハッタリだろうが何だろうが、自分たちのいる場所を隠し、相手が「そこに敵がいる」と思わせられるか...
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1/16 裏切り者による義仲の苦戦 平家物語7巻62章「火打ち合戦」

さて、平家物語らしい合戦の始まりです。 清盛が亡くなり、その喪が明け、本格的な頼朝討伐が始まります。 本格的に坂東に兵を送る前に、まず京の治安を守るための北陸への出兵になりますが、平家はあっという間に負けたのでは? というイメージとは違い、...
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1/9 大姫の悲劇はここから始まる 義仲と頼朝の人質交渉 平家物語7巻6章「平家北陸下向」

さて、時代は「鎌倉殿」でも描かれた義仲との談議に移ります。 清盛の弔いが終わった平家側が、頼朝を成敗しようと軍隊を整えておりました。 その折、木曾義仲が北陸道で兵を整えているとの話に、遠い坂東への出兵ではなく、近い北陸からの平定を平家は望み...
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12/26 吾妻鏡 承應3年6月小 後半 義時死後の政子と泰時の動向

なんとなく、まだ鎌倉時代に心が奪われている状態です(笑) 話は戻って…… 吾妻鏡の続きですが、泰時に対するデマが鎌倉では流れていた、という書かれ方ですが、これが本当なのかどうかはあやしいと言われております。 何故かというと、承久の乱の総大将...
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12/19 吾妻鏡 承應3年6月小 義時絶命の瞬間。吾妻鏡での描かれ方

吾妻鏡でのそれぞれの絶命の瞬間はあっさりだったり、実朝の暗殺のように、とても創作性が強そうなぐらいにずらずらっと書かれていたり、様々な描き方をされているのですが、鎌倉幕府でおそらく一番の権力者である義時の最期は非常にあっさりです。 脚気であ...

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