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12/19 吾妻鏡 承應3年6月小 義時絶命の瞬間。吾妻鏡での描かれ方

吾妻鏡でのそれぞれの絶命の瞬間はあっさりだったり、実朝の暗殺のように、とても創作性が強そうなぐらいにずらずらっと書かれていたり、様々な描き方をされているのですが、鎌倉幕府でおそらく一番の権力者である義時の最期は非常にあっさりです。 脚気であ...
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12/12 吾妻鏡 治承3年5月 政子の歴史的演説を吾妻鏡で読んでみよう

いつもとは打って変わって、漢文調の吾妻鏡になります。 漢文はとても堅苦しく、難しく感じますが、一定のパターンがあり、それに慣れてしまえば実はとても訳しやすいものになります。 でも、官職名は唐式なので、読みなれないですよね。 ちなみに義時の官...
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12/6 清盛の出生の秘密 平家物語6巻56章「祇園の女御」その2

古今東西、権力者に愛された女性たちの悲劇、喜劇は数多く存在しますが、それと同時に下賜も多く存在しました。 後宮で飼い殺しにされるよりは、忠臣の正妻として扱われた方が幸せの場合もありますし、もちろんその逆もあり得るのでしょう。 もらえるのなら...
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11/30 清盛の出生の秘密 平家物語6巻56章「祇園の女御」その1

2012年度(ちょうど10年前ですね)に大河ドラマとして放送された「平清盛」の元ネタになった部分です。 清盛の父親は、忠盛ではなく、白河院だったと言われている逸話を設定として採用しております。 これは面白いのですが、日本の政治は西洋と違って...
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11/21 弔いもなく戦支度へ 平家物語6巻55章「入道死去」その3

この清盛の死の描写ですが、あまりにも文学的であり、常軌を逸している描写が多くありますが、それだけこの清盛の急死は、当時の人々にはあまりにも信じられず、あのような偉業を成し遂げた人が、普通の死に方をするはずがない、という思い込みが働いておりま...
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11/15 人であるならば避けられない死の運命 平家物語6巻55章「入道死去」その2

人間として、決して避けられないもの。「死」が清盛に訪れます。 その死後の京の都の様子が描かれるのですが、京の貴族が何よりも厭うのは、「死の穢れ」です。おそらくは、平安末期であったとしても貴族たちはそれを何よりも避けるので、おそらくこの弔問は...
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11/7 現代でも原因不明の病で死ぬ清盛 平家物語6巻55章「入道死去」その1

ページを上げるのが大変遅くなりました。(体調戻りました。ありがとうございます) さて、永遠に続くかに思えた平家の栄華も、崩壊に向かって加速度を高めます。 清盛の失策は何だったのか。 もちろん、一つの失策が崩壊につながったわけではないと思うの...
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10/31 たった1度の勝敗が総崩れの切っ掛けに。 平家物語6巻54章「義仲謀叛」

さて、とうとうメインのパートがやってきました。 平家物語の醍醐味。栄枯盛衰の、枯、と衰の部分です。 富士川の敗戦もそうですが、アレはまだ「戦っていない」ということと、総大将が若い維盛(富士川の戦い時、19歳 数え年21歳)であったので、まだ...
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10/24 京に戻った矢先の暗雲 平家物語6巻51章「高倉の院崩御」

さて、長い平家物語もちょうど中間地点。 ここまでは当時の朝廷の状態がどうであったのか。平家の中の人々がどうであったのか、という今の小説で言うのならば「前フリ」のような部分でしたが、ここから怒涛のように様々な歴史的出来事が毎回起こってきます。...
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10/11南都 南都焼き討ちは、故意か過失か  平家物語5巻50章「奈良炎上」その2

平家物語の中では、南都炎上は夜戦の為に灯した明かりが、風で煽られて燃え移ってしまった、とありますが、本当はどうであったのかと史実の中でも判断が多数存在しています。 が、この前後に書かれていた、特に藤原氏関係の日記からは、僧兵たちを「悪兵」と...

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