やる気を引き出す言葉がけ どうしても出来ないときに自分にかける魔法の言葉

楽しい 心のメンテナンス方法
之を好むものは之を楽しむものに如かず

こんにちは、文LABOの松村瞳です。

昨日に引き続き、やる気を出す言葉がけ。(参照⇒まだ終わっていない夏休みの宿題を終わらせるコツ)

人間、出来ない言い訳は本当に多才です、私たち。

どんな人でも、出来ない理由をまず考えてしまいます。

ああ、これが出来ないから駄目だ・・・と口ぐせになってる人は、要注意。出来ない、と言うのは未来のことだから、想像力が逞しい人ほど、言い訳が上手いです。

なので、そんな言い訳が出てきそうになった時。やりたいのに、出来ない理由が口に出そうになった時に、それを転換させる言葉がけを今日は書きます。

宿題、テスト勉強、課題、仕事・・・色んな分野でやらなければならないことは山積みです。

分かってる。やらなきゃならないって知ってる。でも、出来ないんだよっ!!って時に、思い出してみてください。

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【人間は楽が大好き】

あなたは楽な状況ってどう思いますか?

例えば、朝起きた時。朝一で今日は数学をやろうと思ってたけど、眠いしだるいし、昨日も頑張ったし、今日ぐらいちょっとゆっくり寝てても良いよね。それぐらい許されるよね、と起きかけた身体をもう一度ベッドに横耐えれば、至福の時間が待ってます。

ああ、気持ちいい。あと、5分・・・で、次に目が覚めた時には時計の針が一周回ってた、なんてことはよくある事。

自分1人だと出来ないから、わざと予備校や塾の授業を入れて、半強制的にやる気モードを出す人もいると思います。でも、よくよく考えてみてください。

これ、勉強だけでなく、全てのことに当てはまってますよね。課題や大学生ならレポート、メンドくさくてやりたくない作業。たんまりと、どんな人にもあると思います。

その時、誰かの力を借りるのも1つの手段ですが、自分でも出来るようになっておいた方が絶対にお得ですよね。自信も付きますし、何よりコントロール方法を身につけると一生ものです。

でも、人間。分かっていても出来ない。

人は楽な方へ楽な方へと流れていきます。

いや、私は大丈夫!そんなことないし、だらしなく無いし!!と力説する人も居ますが、そんな人でも挫折したり苦しい時はあるはずです。

これって性格なのかな?遺伝子なのかな?と考えていた時も有るのですが、調べてみたら脳がそう処理をしているだけだと言うことが分かり、個人差はあるものの、人間は須らく楽な方へ楽な方へと流れるように、出来ているのです。

【楽な方を選択するのは、生き残るために必然的に身につけた能力】

楽な方を選んでしまうのは、その方が狩猟採集民族の時は生き残れたからです。

理由はとても単純明解。過去に獲物がいた場所を探した方が、同じ獣が居る可能性が高く、確実です。ならば、闇雲に探して苦労するより、より楽な方へ。より確実に捕まえられる場所へと意識が向かっていくのは、ある意味必然です。当然と言ってもいい。

脳の進化は、原始的なものほど内側にあり、それは本能と直結しているものですから、意志の力で逆らうことは基本的に苦しいことになります。私たちが楽をするのは、その方が生き残るのに適していたからなのです。

けれど、原始的な古代の世界ならばその方が良かったのでしょうが、現代はその欲求に流されるよりも、逆らう苦しい方へと流れた方が利益を多く獲れる世界です。

なら、どうやって楽をしたいと願う本能的な欲求に打ち克つことが出来るのか。

根性とか気合いは無し、です。

意志の力の方が弱い。それを理解しましょう。弱いものに頼っても、挫折しますし、挫折したら自己嫌悪がセットになって押し寄せてくるので、やるだけ無駄です。苦しいだけ!

どうせだったらこの本能に従って、目的を達成できる方法を考えましょう!その方が建設的ですし、何より成功しやすいです。

【今やる方が楽だと思える選択肢を考える】

解決法も単純明快です。

単純に、シンプルな方法が1番強い。だから、解決方法も単純に行きましょう。

あなたは、どっちを楽だと思いますか?

・夏休み、授業があまり進まない時、宿題も終えてしまって暇な時に予習復習をじっくりして、受験に備えられる状況。

・受験勉強が差し迫ってきた年末の慌ただしい時期。追い込み時期で、学校の授業の難度は高まる一方なのに、復習もしなくてはいけない。宿題もあるし、時間がないし、プレッシャーもひどく、どこから手を付けていいのかわからない状況。

はい。復習をするのに、どちらが適しているでしょうか?

これ、考えなくても分かりますよね。

時間に余裕がある、夏休みに始めた方が楽だと思える。

そう、人間が楽な方へと流れるなら、それを逆手にとって利用するのです。

今やる方が絶対に楽だと思える、辛い状況の選択肢を1つ用意する。そして、比べるのです。今やった方が絶対に楽だ。その方が辛くない、と思えばやろうという気が出てきます。

そして、昨日のエントリーでお話した通り、最初の5分を頑張ってみる。すると、弾みがついてやることに抵抗感も抱かなくなってきます。

やれたことを褒めるのも忘れない。

結果や成果は、やり続けた後に出てくるものです。だからこそ、日々の生活でやり続けたことをまず褒める。褒められると人間、良い気持ちになります。すると、続けることが当然になってくるので、気が付いた時には習慣になっていた、ぐらいの感覚を増やして行けると、成果もついてきます。

今やった方が楽と思えるような、辛い選択肢を作る。そして、比べて自分に聞いてみてください。

今やるのと、辛い状況で後でやるのと、楽なのはどっち?と。

答えは自ずと決まってきます。

夏休みも後もうちょっと。宿題、やり遂げましょう!必ずできるから。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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