現代文

ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その5

清岡卓行さんの「手の変幻」解説その5。ミロのヴィーナスが失ったものは、両腕でなければならなかった、その意味を解説します。私たち人間にとって、腕は、手はどんな存在なのか。それが欠損したことによって、その存在を強烈に意識し、価値を私たちは考えます。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その4

清岡卓行さんの「手の変幻」解説その4です。ヴィーナスの両腕の復元案を、筆者は強烈に否定します。作者であろうとも、その両腕を創ることはダメだと否定をします。その理由は、芸術、というものの本質が、表現者と鑑賞者の相互がかかわるものだからです。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その3

数研出版の論理国語から、清岡卓行さんの「手の変幻」その3を解説します。筆者が語る、ミロのヴィーナスの失われた腕を復元しようとする試みを否定する理屈を解説します。人は自然と自分の理想的な創造を常にして、欠けているものを補います。それがその個人にとっての理想なので、そこに形が与えられると私たちは失望してしまう心理を具体的に説明します。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その2

清岡卓行さんの「手の変幻」解説その2 欠損しているがゆえに持ちえた、均整の魔力について、解説します。
ミロのヴィーナス

手の変幻 論理国語 解説その1

数研出版の論理国語から、清岡卓行さんの「手の変幻」を解説します。芸術論の基礎ともいうべき評論文ですが、この評論が読めるかどうかで、芸術論が理解できるかどうかが決まってきます。特殊と普遍が具体的にどのような意味を持って使われているのかを、解説します。
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その5 まとめ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ。 解説その5。今回は、まとめとなります。 この文章、大きく分けて三つの部分に分割されます。 一旦読み終わって、理解したと思った後に、どう評論家が論理を進めていったのか。その過程を見直します。 出来れ...
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その4

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その4 今回は、最後の部分。タイトルにもなっている、ノブレス・オブリージュの解説となります。 【ノブレス・オブリージュとは】 この、「ノブレス・オブリージュ」という言葉。 最近になって、良く映...
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その3

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説、その3 【第1~10段落まとめ】 この評論文は、さらっと読めてしまう内容なのですが、さらっと読み飛ばすには勿体ないほど素敵な論理が書かれています。 才能は贈り物であり、貰ったものだからこそ、返...
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その2

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その2 ここからが、筆者の言いたいこと。本題に入っていきます。 その1で、具体例の概念化が説明されました。 「贈り物」とは、どういう性質を持ち、どんな価値を持っているものなのか。貰ってうれしい...
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その1

今回から、内田樹さんの『「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ』を解説として取り上げます。 【評論文の典型的なパターン】 大修館書店の現代文B下巻の冒頭に掲載されているこの作品。 評論文の、典型的ともいえるパターンで書かれている、とても綺...

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