現代文B

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その3

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説、その3 【第1~10段落まとめ】 この評論文は、さらっと読めてしまう内容なのですが、さらっと読み飛ばすには勿体ないほど素敵な論理が書かれています。 才能は贈り物であり、貰ったものだからこそ、返...
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その2

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その2 ここからが、筆者の言いたいこと。本題に入っていきます。 その1で、具体例の概念化が説明されました。 「贈り物」とは、どういう性質を持ち、どんな価値を持っているものなのか。貰ってうれしい...
「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ

「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ 解説 その1

今回から、内田樹さんの『「贈り物」としてのノブレス・オブリージュ』を解説として取り上げます。 【評論文の典型的なパターン】 大修館書店の現代文B下巻の冒頭に掲載されているこの作品。 評論文の、典型的ともいえるパターンで書かれている、とても綺...
可能無限

可能無限 解説 その8

「可能無限」解説、その8 脳の「可能無限」を生かすためには、長生きが必要。 そう筆者が主張しているのは、脳は常に「次」のステップを課題として用意し、学ぶことを続けていく性質を持っているからです。 どれだけ成長しても、脳は次のステップを見つけ...
可能無限

可能無限 解説 その7

「可能無限」解説その7 脳が、常に「完成型がない」存在である。必ず次の発展段階があるという脳の性質をあげ、脳が可能無限をそれこそ実現しうる存在であると、筆者はこれまでに述べてきました。 脳は常に成長し続ける。 これはとてもびっくりな理論です...
可能無限

可能無限 解説 その5

「可能無限」解説、その5。 段々と筆者が述べたいことが理解できてきたと思うのですが、この可能無限とは、実際の数の無限のことではなく、私たち人間が、「無限だ!」と勘違いすること。それは、具体的に言うと、「次がある!!」と考えてしまうことです。...
可能無限

可能無限 解説 その4

「可能無限」解説、その4 ここからは、後半の具体例に関わってきます。 著者である脳科学者の茂木健一郎さんが、前半部分で提起している問題点は、 「数学的な考え方をすれば、この世は無限に満ちている。けれども、その無限と多様性を、人間の人生にとっ...
「である」ことと「する」こと

評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その1~権利の上にねむる者~

「権利の上にねむる者」という言葉の意味は何なのか。それは、権利は与えられているものであり、いつなんで時でも必要な時に行使できるものではなく、権利が「ある」という状態を保つためには、日ごろからその権利を持っているのだということを行使「する」態度。具体的な行動が必要になり、行動をし続けた人間のみが権利を主張できる世界であることを、解説します。

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