ファンタジー・ワールドの誕生 解説その3

「ファンタジー・ワールドの誕生」解説、その3。 その1と2で、「食人族ツアー」に参加した西欧人たちが、強い差別意識を持ち、自分達の優位性を示し、更に写真を撮ることによって、現地人の背景を切り落とし、旅の思い出の一つとして素材化する。けれど、どこか自分達の生活とは異質な環境に放り出された西欧人たちは、自分達の文化圏から切り離されてしまったことに怯えているのか、その怯えを隠す様に、ただひたすら写真を撮り続ける、カメラを構えながらしか、現地人を見ようとしない。まるで、カメラが防御装置のようになっている、 今回の、その3では、更に西欧人たちが現地人に対して行っている、特徴的な一つの行動を取り上げることによって、彼らがどのような精神。心理を持ちながら、そのようなことをしているのか。… 続きを読む

受験や資格試験に落ちる人の特徴3つ

本日、2月25日は国立大学の入学二次試験が行われています。 もう既に終わって、ひと安心、という人も居れば、どうしよう。どう考えても失敗した、と頭を抱えている人。様々な人がいるでしょう。 この日を迎える為に、努力をし、人によっては長時間。それこそ、10時間やそれ以上の勉強時間を確保して試験に挑んだ人も、居ると思います。… 続きを読む

夏目漱石「こころ」26〜まとめ~

さて。このブログ一、長いエントリーとなってしまいました。この「こころ」解説も、26回目。 今回は、まとめをしていきます。 そして、様々な解釈をされているこの「こころ」で、明治の大文豪で、現在も日本を代表する作家である夏目漱石が描こうとしたのは、一体何であったのか。… 続きを読む

夏目漱石「こころ」23〜Kの恨み~

「こころ」解説その23。 先日に引き続き、Kの心を探っていきます。 Kが本当に先生を親友として信頼し、また経済的窮地を助けてくれた恩人として恩を感じていたのならば、迷惑にならない様な自殺の方法を選ぶ筈だし、またそんなことを考えることも出来ない程に追い詰められていたのだとすれば、普段の様子が違っていたはずです。… 続きを読む

夏目漱石「こころ」22〜垣間見える執着心~

「こころ」解説その22。 今回は、Kの自殺が演出で有ったとして、先生の行動を予測し、恐らく自分の死んだ身体よりも先に遺書の方に行き、先ず自分の立場を確保する行動に出るだろう。 そして、ほっと安心した瞬間に自分の遺体と、その後ろに飛び散っているであろう血潮を見たとするのならば、先生はどのように感じるだろうか。どのような感情を抱き、これからを生きていくだろうか。… 続きを読む