見るだけで解る~テスト期間中、成績を伸ばす子の勉強方法~


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七月に入り、夏休みも間近に迫ってくるなか。二期制の学生はもうテスト無いから解放感たっぷりだと思いますが、三期制の生徒は期末試験真っただ中。(偶に二期制でも中間テストその2という名前で実地しているところもありますね)

なので、図書館やファストフード店。フードコートなどの椅子がある場所で、長時間粘れる場所は学生であふれかえると、「ああ……テスト期間中なんだな」って解りますよね。

学生たちを見ていると、勉強している風景や姿だけで、成績が良いのか悪いのか。これから上がるのか下がるのかが、一発で解ります。

もしこれを読んでいるあなたが成績を上げたいならば、自分の勉強の仕方を冷静にチェックしてみてください。

皆一緒
皆でやってるんだから、大丈夫……って、思っていませんか?

 

【一人で出来る人が、成績の伸びる人】

ファストフード店や図書館の団体席で、勉強している学生たちをよーく観察していると、同じように見えていても、二種類のタイプがあることに気付きます。

・4~5人。時に10人ぐらいで、一つのテーブルを囲み勉強をしているグループ。
・一人で黙々と。大概はヘッドフォンをして勉強している人。

さて。あなたはどちらのタイプが成績が上がると思いますか?

一見、孤独に一人で勉強をしている人は、友達がいないのかと思えるかも知れません。テスト勉強という辛いことでも、友達と一緒にわいわいすることが出来れば、楽しいですものね。クイズのように問題を出し合ったり、得意教科を教え合ったり、皆で考えたり。

そうやって勉強している姿は、見ていても微笑ましいし、楽しそうだなと気持ちが良いものです。多少五月蠅いのも御愛嬌。TPOを守れるのならば、寧ろ賑やかなのは良い事です。

けれど、成績が上がる勉強の仕方は、一人で黙々と勉強できる人です。

これは確実です。

【テストは孤独な状態で受けるもの】

何故グループでやっているよりも、一人の方が成績が伸びるのか。

孤独が良い。友達を作るな、と言っているわけではありません。能力を伸ばす為には、一人では絶対に無理です。ライバルや自分の知識を刺激してくれる周囲の人脈は必須。また、頭の良い人に孤独な人は存在しません。成績の良い生徒は、必ず親密な友人を確実に持っています。

ですが。

テストを受ける時は、どんな状態でしょうか?

勉強をしている時のように、集団でわいわいがやがやと解くことが出来るでしょうか?

テストで成績を上げたいなら、本番と近い状況に身を置く事が必要です。テスト時、どれだけ解らなくとも、誰かに聞くことはできません。たった一人。自分一人の能力だけで解くことが要求されています。

だからこそ、勉強時に全く真逆の事をしていて、点数が上がるでしょうか?

自分の能力を伸ばしたいのならば、一時は孤独を受け入れなければなりません。何故なら、自分と同じ人間は何処にも存在しません。あなたはあなたという一個の人間です。なので、解っている深度も、理解が出来ずに困っている場所も、記憶力も計算速度も、全て違います。自分の事を知っているのは、自分だけです。

集団で勉強を行うと、無意識に人と自分を比べてしまいます。「あの子は解っているのに、私は解らない。どうしよう」「皆が解っているのに、自分だけ解らないなんてカッコ悪い……」そういう心理がどうしても働いてしまい、それを隠す為に「解ったフリ」をしてしまうんです。本当は、解らないのに。覚えていないのに、「覚えている」とつい嘘を口にしてしまう。

【危機感を抱かない人間が一番危ない】

これを読んで、「私は大丈夫!! そんなカッコつけ、しないもの」「俺は大丈夫だな。だって、ちゃんと解ってるし」と思った人。

危険信号です。

自分は大丈夫! と思っている人ほど、対策をしません。無駄にポジティブになり、全然進んでいない勉強に焦りつつも、誘われると断れずに貴重な時間を消費していく。

もしも本当に友人同士でやることに効果が高いと思っているのならば、同じ時間。同じ条件で一人でやった時と友達と話しあいながらやった時の進み具合を比べてみてください。そして、その時のテストの点数も。

受験は何よりも結果が大事。誤解を恐れずに言うのならば、点数の上下が一番シビアに自分の実力を鏡のように写してくれます。

もしかしたら、自分もそうやって嘘をついてしまうかもしれないと思った人が、初めて対策を取れるのです。無意味なポジティブは排してください。

【孤独の対義語は連帯】

何故集団で行うのが、駄目なのか。自分に嘘をついてしまう事が一つとしてありますが、勉強の目的は1つとして自分の能力や知識を伸ばすことに存在します。けれど、集団で勉強を行うと、妙な事が起こるのです。

孤独の反対。対義語は連帯です。

連帯と言う言葉で、熟語を作ってみてください。




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連帯責任
連帯意識……

何か、あんまり良いイメージの言葉では無いですね。

つまり、『皆と一緒』。
何が悪いんだと思われるかもしれませんが、皆と一緒という事は、抜きん出たら潰される、という事です。不思議なもので、人と言うのは付き合っている人間の平均値が、自分の実力になるとも言われています

だからこそ、一緒に勉強している人間達の平均点からは、集団で勉強している限り抜け出すことは出来ず、実力が伸びる事も無いのです。運良く伸びたとしても、今度は色んな意味で足を引っ張られます。集団で行動する事は、『同調圧力』が影響し、良くも悪くも同じようなことしかしなくなってしまうのです。

だからこそ、自己の能力を伸ばしたいのならば孤独を受け入れる。集中して何かを行う事は、自分の行動に意識を集めることです。それは、誰かと共に居るよりも一人で行った方が楽です。

【孤独を知るメリット】

更に言うのならば、孤独の寂しさを知ることによって、人が共に居てくれる事の有難さ。友達の価値が増します。人間は、それを当然だと思ってしまうと、簡単にその存在をぞんざいに扱ってしまいますが、かけがえのないものだと理解するには、一旦それが無い状況、というのを体験するしかありません。

孤独の辛さを知っているからこそ。寂しさを知るからこそ、友人を大事に出来るのです。

これは勉強にも大きな効果をもたらします。

一人で行い、散々苦労しても解らない時。とても嫌な感覚に襲われます。けれど、その「解らない」という感覚を知っているからこそ、解った時の感覚や解放感を味わう事が出来ます。苦労すればするほど、解った時の解放感が記憶の蓋を開いてくれるのです。

人は感動したり驚いたり、大きく感情が動いた時に記憶の蓋が開きます。だからこそ、面白い授業や解りやすいものが人の心を動かし、もっと聞きたいと思うからこそ、記憶に定着し、結果成績が上がっていく。大事なのは、苦労をした後の解放感です。

だからこそ、解らない物に徹底的に向きあい、気持ち悪い思いを散々した後だからこそ、理解したい欲が出てきますし、出来た時に勉強の面白さに目覚めていく。

点数が落ちていく子、停滞する子は、この気持ち悪さを嫌います。そして人と比べて、一緒でありたいと思い、解ったフリをずっとし続け、気持ち悪さから逃げ続ける。その気持ち悪さの向こう側に、楽しさがあることを知らない。知ろうともしない。

だからこそ、今成績が悪い人はチャンスです。伸び代がそれだけあるのですから、一人で自分ときちんと向き合ってみてください。解らないものに、徹底的に向き合ってみてください。そうして、散々苦労をした後。友達や先生に助けを求めてみてください。単に皆と一緒に居たいという不安をかき消す為の無駄な時間の消費より、もっと有益な時間の過ごし方が出来ます。

【まとめ】

・テスト中、どうしても自分の家や部屋では遊んで集中できないと言うのならば、外に出て勉強するのも、OK。
・必ず一人で行う事。
・単にワークをやるのではなく、理解が必要な物は徹底的に解るまで粘ってみる。
・自分に嘘をつかない。解ったフリをしない。
・自分の実力に正直に向き合い、解らない自分を素直に認める。
・自己否定は害悪だと知る。
・それよりも、頑張っている自分と理解出来たことを喜ぶ。

ほんの少し、やり方や見方を変えるだけで、毎日は変わってきます。そして、結果もそれに付いてきます。

早急な短期的な成果を求めるのではなく、受験は長期戦です。能力は受験に必要ありません。日々の努力を積み重ね、一つ一つ技術や知識を習得していくことで身につくのが能力です。

是非、勇気を持って、自分の無知に向き合ってください。

 

ちょこっと余談。

先日、ミスドで一人で勉強している高校生の女の子が居たんですが、彼女は必死に宿題をしている様子で、熱心に参考書を見ながらずっとやっています。

面白かったのはその後。

お店に入ってきた同じ制服の友達らしき女の子がその勉強している子に声をかけると、顔を上げて嬉しそうに微笑み、しばらく楽しそうに話した後。そのやってきた女の子は、少し離れた席に同じように一人で座り、自分の勉強を始めます。

決して隣ではなく、少し離れた場所です。

そうして、同じように勉強をし、偶に疲れたなぁ……と顔を上げると、視線だけ頑張っている友人に流し、微笑んでまた下を向く。

私は彼女たちを直接は知りませんし、その日偶々見かけただけなのですが、きっと仲がとても良いことや、二人とも成績が恐らく上位なのだろうなという事は、見ていれば解りました。

あなたのテスト勉強は、どんな様子ですか?

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。


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