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5/2 歴史を変えた令旨の発案者 三位入道頼政の死 平家物語4巻38章「頼政最後」その2

さて、頼政の最後のシーンです。 この、主の首を切って持ち去る、もしくは隠すシーンですが、この「戦乱で負けた将軍の首を戦利品として持ち帰る」という習わし。 一体、何時から始まった風習なのか、少し気になったので調べてみました。 するし、これを世...
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4/28 平家の川渡 常識か力業か 戦略の食い違い 平家物語4巻38章「頼政最後」

宇治川の攻防も決着が近づいてまいりました。 義経の鵯越の逆落としもそうですが、思ってもみないところから急襲されると軍隊がもろいのは、大群であるがゆえに、臨機応変に動くことができない事と、意思統一が計れないから混乱してしまうのでしょうね。 超...
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4/18平家物語4巻38章「頼政最後」 宇治橋の攻防 僧兵の勇ましい戦い 平家物語4巻37章「橋合戦」その2

さて、橋合戦の続きです。 平家方は清盛の四男、知盛。 この知盛。宗盛の同母弟です。 本文は三男と書かれていますが、おそらくこの時重盛が亡くなっているので、三男に繰り上がって書いているか、間違いか、もしくは重盛の弟、次男の基盛がはやくに亡くな...
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4/11 宇治橋の攻防 以仁王が愛した蝉折 平家物語4巻37章「橋合戦」その1

軍記物の平家物語らしい合戦のシーン。 なのですが…… この合戦のシーン前のお約束でもあり、大概滅びていく方が誰かに何かを残すシーンが平家物語では有名です。 人が自分の命が最期になるかもしれない瞬間に、誰に、何を残すのか。 その人となりが、何...
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4/4 会議が伸びすぎて討ち入りできず? お粗末な放棄のその後 平家物語4巻36章「三井寺大衆揃ひ」

さて、平家に反撃の狼煙を上げた仏教勢力。 延暦寺が参加しなかったのは、平家からの賂が効果があったのか、それとも清盛と仲の良かった天台座主明雲の影響があったのか。 この明雲和尚(かしょう)は、清盛の落髪を担当したお坊さんでもあります。 この明...
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3/28 山門と寺門。そして南都勢力の三つ巴 平家物語4巻35章「牒状」その3

記念すべき100回目が3月末のちょうど年度末なのが、区切りが良いなぁと思います。 こういう偶然は嬉しいものですね。 そして……興福寺のお手紙の内容ですが、中々に酷いことが書かれています。 「こんな大ごとになるなんてっ!!」と、大河ドラマで牧...
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3/21 山門と寺門。そして南都勢力の三つ巴 平家物語4巻35章「牒状」その2

さて、牒状の二つ目です。 寺門の園城寺。 時代的に、山門の延暦寺と南都六宗の代表であった興福寺と、色々と揉めていた(揉めていない時期などほとんどないですが)時期でもあるのですが、(天台宗の色々を調べていたら、仏教界のドロドロが見えてきて、個...
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3/14 山門と寺門。そして南都勢力の三つ巴 平家物語4巻35章「牒状」その1

今回の「牒状」ですが、文学的や古典的意味合いとしては、元が漢文なので堅苦しく、読みづらいものである部分なので、多くの詠み本では省略。または、外されていることが多い部分にもなります。 けれど、朝廷と武家、その対立の中にもう一つ、無視できない勢...
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3/11 頼政、屈辱の過去 平家物語4巻34章「競」その2

章のタイトルの、「競」でもある、渡辺競さんが登場いたしますが、この馬のやり取りのゴタゴタよりも、むしろ印象に残るのは、重盛と宗盛兄弟の対比です。 超真面目。超優秀で人情家。悪く言えば頑固ですが、一家の棟梁である清盛ですら一目置き、漢文や故事...
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3/7 頼政、屈辱の過去 平家物語4巻34章「競」その1

さて…… 平家の武将としてそれなりに安泰な生活をしていた源頼政さんなのですが、何故こんな謀反を起こしたのか…… その理由は歴史的にははっきりとは解っていないのですが、唯一これが原因なのでは? と言われているエピソードがここになります。 とっ...

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