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10/30 宇治川をどう渡る? 先陣の誉れは誰の手に 平家物語9巻81章「宇治川」その3

さて、 生唼と摺墨。 歴史に名を遺す名馬ではありますが、とても良いものはそれだけ争奪戦も激しいということで…… それよりも何よりも、今、戦中なんですが? と問いかけたい気持ちになりますが、戦だからこその争いなのかもしれません。 少し面白い情...
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10/23 先陣の誉れを巡って笑えない内部闘争勃発 平家物語9巻81章「宇治川」その2

さて、坂東武士の性質をとっても良く表しているこの「宇治川」のエピソード。 実は、範頼・義経の軍が義仲を京から追い出し、討伐するのは、たった1日の出来事だったりします。 スピード解決にも程があるこのスピード感(笑) けれども、これは義仲が京の...
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10/9 源氏同士の戦いがとうとう勃発 平家物語9巻81章「宇治川」

とうとう義仲と頼朝の武力衝突が始まります。 その舞台となった宇治川。この宇治という場所は、京に攻め込むためには現在の滋賀県瀬田から入るか、南から宇治川を渡って山沿いを北に上り、上洛するかの二手に成ります。 義仲の不幸は、この2方面に軍を派遣...
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10/2 平家と成り立たなかった和睦 義仲の政治力の限界 平家物語8巻80章「義経熱田の陣」その2

さて、法皇と事を構えてしまった義仲。 戦では勝ちましたが、その後の敗戦処理で苦労をしてしまいます。 戦で勝ったとしても、その後の統治が酷くてまた問題が勃発することは、歴史上にあふれていますが、やはり「力で勝つ」という状態は勝った側に万能感と...
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9/25 頼朝 木曾討伐に動く 平家物語8巻80章「義経熱田の陣」その1

木曾の乱行と法住寺合戦を経て、とうとう鎌倉の頼朝に伝令が飛びます。 更に範頼・義経が熱田神宮にいると聞き、北面の武士たちが動き始めます。 この北面の武士たちが動き始めるのが、除目が終わった後というのがリアルです(笑) この除目で罷免や幽閉が...
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9/18 木曾義仲の勝利が導いた崩壊の足音 平家物語8巻79章「法住寺合戦」その3

さて、義仲の崩壊の始まりです。 面白いのが平家の都落ちから始まる崩壊の物語もそうなのですが、崩壊の最初は「成功」「勝利」から始まっているのが面白いところ。 そして、勝ったと言えども、部下がボロボロと逃げ落ちのびていく描写が沢山描かれているの...
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9/11 鼓判官の天狗憑き 平家物語8巻79章「法住寺合戦」その2

さて、俄かに緊張度が高まった京の都。 やはり号令を出すのは後白河法皇であり、この人を押さえることができなければ、京では生き残れないことを意味しています。絶対権力者の力を削いでいた清盛はやり方はどうであれ、政治的嗅覚に優れていたのでしょう。 ...
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9/4 後白河法皇の梯外し 平家物語8巻79章「法住寺合戦」その1

さて、法皇の木曾義仲に対する梯外しでございます。 この部分を読むと、「法皇の御気色悪し」という、いわゆる『空気を読む』「忖度」的な日本社会が明確に色濃く出るのがとても面白く、逆に言うのならばその「京の常識」を義仲が知らずに都に入ってしまった...
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8/28 平家の忠臣・兼康の最期と厄病神・行家の対比 平家物語8巻78章「瀬尾最後」その2

さて、平家の忠臣ともいえる瀬尾兼康。 木曾義仲の忠臣、今井の四郎兼平に追い詰められて、逃げ延びた末に親子ともども討たれてしまいます。 その平家の忠臣たちの奮闘劇の裏側で、京を離れた義仲の留守を良いことに、行家が「我こそは源氏の棟梁」と言わん...
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8/21 平家に忠誠を尽くす武将 瀬尾兼康 平家物語8巻78章「瀬尾最後」その1

平家物語の中で有名ではありませんが、読んでいて非常に興味深いのはこの名もなき武将たちの「負けると解っているのに挑む戦い」の描写です。 もちろん、これが書かれたのは鎌倉時代の中期ですし、室町、江戸とより読み物として面白くするために色々なエピソ...

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