ファンタジー・ワールドの誕生

ファンタジー・ワールドの誕生 解説その4

「ファンタジー・ワールドの誕生」解説、その4今回は、前半部分のまとめとなります。【第1~第4段落まとめ】評論文の特徴として、具体例の分析をし、そこから見える真理や真実の指摘をした後、更に考察にはいり、そののちに筆者の主張に繋げる形が多いので...
ファンタジー・ワールドの誕生

ファンタジー・ワールドの誕生 解説その3

「ファンタジー・ワールドの誕生」解説、その3。その1と2で、「食人族ツアー」に参加した西欧人たちが、強い差別意識を持ち、自分達の優位性を示し、更に写真を撮ることによって、現地人の背景を切り落とし、旅の思い出の一つとして素材化する。けれど、ど...
ファンタジー・ワールドの誕生

ファンタジー・ワールドの誕生 解説その2

「ファンタジー・ワールドの誕生」解説 その2このタイトルの意味も、皮肉がきいています。ファンタジーって、作り物の世界の事。それが誕生した、と言う事は、誰かが作り上げた世界が出来たよ~ってことです。このお話のなかでのファンタジー・ワールドは、...
ファンタジー・ワールドの誕生

ファンタジー・ワールドの誕生 解説その1

こんにちは、文LABOの松村瞳です。【イントロダクション】今日から、高校現代文の評論文解説。今福龍太さんの「ファンタジー・ワールドの誕生」を取り上げます。評論文って、全く感情が読めなくて、無機質で嫌だ!! という意見や感想を聞くことがあるの...
受験対策

受験や資格試験に落ちる人の特徴3つ

資格試験や受験などで落ちる人の特徴を3つ、挙げていきます。長年指導をしていると、受かる子たちの共通項は一概にこれ、と断定できないのですが、落ちる子たちはすべからく皆、同じことをしています。自己判定の参考にしてください。
こころ

夏目漱石「こころ」26〜まとめ~

さて。このブログ1、長いエントリーとなってしまいました。この「こころ」解説も、26回目。今回は、まとめをしていきます。そして、様々な解釈をされているこの「こころ」で、明治の大文豪で、現在も日本を代表する作家である夏目漱石が描こうとしたのは、一体何であったのか。ここまで学校でテストで問われることは有りませんし、小説の解説はそれを読んだ人がそれぞれで持てば良い物だと思っているので、これが正解、と言うわけではありませんが、ざっくりとした理解の為のガイダンスになるかと思います。
こころ

夏目漱石「こころ」25〜先生が自殺した理由~

「こころ」解説、その25。Kの自殺後。自分から孤独になり、死んだように生き続けた先生。その先生が、「明治の精神に殉ずる」と、最後に自殺を選びます。切っ掛けになったのは、明治天皇が崩御し、その後を追う様に乃木大将が殉死をしたことです。その乃木...
こころ

夏目漱石「こころ」24〜Kのように生きる先生のその後~

「こころ」解説、その24。今回は、先生がその後小説の中でどのような人生を送って行ったのか。それを追いかけて行こうと思います。Kの死後の直後は、先生はKの死因は恋愛にある。自分の恋が成就しなかったこと。そして、友人である自分に裏切られたことに...
こころ

夏目漱石「こころ」23〜Kの恨み~

「こころ」解説その23。先日に引き続き、Kの心を探っていきます。Kが本当に先生を親友として信頼し、また経済的窮地を助けてくれた恩人として恩を感じていたのならば、迷惑にならない様な自殺の方法を選ぶ筈だし、またそんなことを考えることも出来ない程...
こころ

夏目漱石「こころ」22〜垣間見える執着心~

「こころ」解説その22。今回は、Kの自殺が演出で有ったとして、先生の行動を予測し、恐らく自分の死んだ身体よりも先に遺書の方に行き、先ず自分の立場を確保する行動に出るだろう。そして、ほっと安心した瞬間に自分の遺体と、その後ろに飛び散っているで...

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