小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その10~まとめ 文学作品に悲劇的結末が多いわけ~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 皆さんが読まれた文学作品の中で、ハッピーエンドで終わった作品は、どれぐらいあるでしょうか? このブログでも解説したメロスは、ハッピーエンドで終わっていますが、その他はどうでしょう?… 続きを読む

小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その9~残酷な結末~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 この「少年の日の思い出」に限らず、悲劇的な結末の小説というのは、とっても多いです。「山月記」や「故郷」、名作である「こころ」も「舞姫」も。そして、古典での名作である「源氏物語」も、基本的に報われない話です。 誰も幸せになどなっていない。むしろ、誰もが不幸になっていく。… 続きを読む

小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その5~行動の矛盾を読み取る~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 言っていることとやっていることが違う人って、たまに居ますよね。 勉強したい、と言っていて、実は全然やっていななかったり、嫌いと言いつつも一緒に居たり、別に面白くないと言いながらも、動画をずっと延々と見続けたり……… 続きを読む

小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その4~主人公と対立する人間の意味~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 突然ですが、皆さま、嫌いな人って居ますか? いっつも嫌味を言ってくる人。正論ばっかり振りかざして、攻め立てる人。猫なで声ですり寄ってくるクラスメイト。媚を売る人。強者に阿る人。権力を振りかざして言いなりにさせようとしてくる人。様々ですよね。… 続きを読む

小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その3~主人公の人格を推察する~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 子供たちは読解能力と言うと、途端に目を曇らせるけれど、「人の気持ちや性格を早く理解することが出来る力」というと、目を輝かせます。 中学生になってくると、複雑な人間関係や、自分という自我の芽生えとともに、周囲に対する疑問や興味。理不尽なことに対する反発など、様々な感情が渦巻くもの。そんなときに、自分の感じているそのもやもやを、小説の登場人物に投影して理解したり、相手を知る方法を学びとるには、国語が最適です。… 続きを読む

小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その2~態度から心を読む方法~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「少年の日の思い出」その2。 ヘルマン・ヘッセというと、「車輪の下」がとても有名ですが、その小説の中でも周囲から理解されず、そして周囲の価値観に振り回され、それに合わせようともがき苦しむ人間の姿が描き出されています。時代は変わったとしても、本質的に人間が苦しむ原因は、変わらないものなのかも、知れません。… 続きを読む