山崎正和「水の東西」の定期テスト予想問題です。
記述の問題を解く時は、必ず、「主語と述語」「原因と目的」を意識して、解答を作ること。
後半にヒントを書いておくので、それを参考に解いてみてください。
【問題】
問1
次のカタカナを漢字に直せ。(本文中に使用されている漢字です)
(1)アイキョウ (2)キョクチ (3)トロウ (4)ソウダイ (5)カンゲキ
問2
次の表現の意味を答えよ。(本文に使用されている意味で)
(ア)「息をのむ」
(イ)「間が抜ける」
(ウ)「行雲流水」
問3
第1段落「人生のけだるさ」を意識することで、人間にもたらされるという感覚を、本文中の二字で答えよ。
問4
第1段落において、「鹿おどし」を見て、「なんとなく人生のけだるさのようなもの」を感じるのは何故か。30字程度で答えよ。
問5
第2段落「この仕掛けはかえって流れてやまないものの存在を強調している」とは、とういうことか。60字以内で説明せよ。
問6
第4段落「流れる水と、噴き上げる水。」について。
筆者は「流れる水」と「噴き上げる水」という表現をすることで、どのようなことを対比させようとしたのか。「~と~」という形で、簡潔に説明せよ。(※注 「鹿おどし」と「噴水」ではない。)
問7
第7段落「伝統とは恐ろしいもので」とあるが、筆者が強調しようとしていることはどんなことか。70字以内で説明せよ。
問8
第8段落「そういう外面的な事情」とあるが、「外面的な事情」以外の事情で、日本人が噴水を作らなかった理由を、三点挙げよ。
問9
第9段落「そういう思想はむしろ思想以前の感性によって裏づけられていた。」とあるが、どういうことか。80字以内で説明せよ。
問10
第11段落「あの『鹿おどし』は、日本人が水を鑑賞する行為のキョクチを表す仕掛けだと言えるかもしれない。」について、そう言える理由を100字以内で説明せよ。
-ヒントを見る前に-
ヒントを見る前に、必ず自力で解答を作ってみてください。
教科書、辞書は使用可。授業のノートも利用可、とします。
記述力は実行することでしか養われていきません。「できる」のではなく、「やり続けた」ことによって、「できる」ようになっていく。
なので、一度だけで完璧な解答を書こうとせず、何度も書き直したり、考えたりする時間をかけてください。
白紙解答は厳禁です。答、ヒントだけ見ても、決して国語の点数は上がりません。
計算過程を読んでいても、計算力が上がらないことと、似ています。
能力のある人間が点数を取るのではなく、やった人間。実行した人間が点数を勝ち取ります。
ぜひ、実践を心がけてください。
【ヒント】
問1
漢字問題。
同音異義語に気を付けること。特に、(2)(5)。
間違ったら10回書いてください。覚えようとするより、実践、行動です。
問2
言葉の意味を答える問題。
ポイントは、問題で出されている文字をできるだけ使わずに、説明すること。
語彙力の強化にもつながるので、辞書を使わずにチャレンジを。
センター問題にもこれは出てきます。
(例: 「悲しい」を「悲しい」という言葉を使わずに表現すること。模範解答「心が痛むこと」)
問3
本文中から二字を探し出せとの指示なので、「人生のけだるさ」がまず、何を指すのかを考える。
「鹿おどし」=「見ていると人生のけだるさを感じる」とあるので、鹿おどしの説明をしている部分から、「けだるさ」の意味と共通する熟語を選び出すこと。
問4
問3と絡んだ問題。
問3で見つけた部分を記述してみる問題になる。
「なぜか」と問題にあるので、文末は「から」で終わること。
けだるのはなぜか→問3の答。
また、それが起こるのは何故なのかを、前に付け足す。
問5
書き換え問題。
部分的に考えよう。
「流れてやまないものの存在を強調」→「流れ続けていることを強く感じさせる」
「この仕掛け」→「鹿おどし」
「鹿おどし」が何をすることによって、「流れ続けていることを強く感じさせる」から
が、解答へのテンプレート。
問6
出来るのならば、一つだけでなく、3つほど考えほしい問題。
この評論文全体が何を対比しているかが分かれば、それほど難しくない。
問7
「何」が恐ろしいのか。
伝統とは、昔からその土地で受け継がれているもの。
噴水が例として挙げられているが、西洋の文化である噴水が、日本では美しく見えない、という意味のことが本文では続いて説明されている。
間が抜けている、という表現もある。
どうして、そうなってしまうのかを、考える。
それを筆者は「恐ろしい」と評した。
問8
まず「外面的な事情」を考える。
西洋の方が空気が乾いていた。噴水を作る水道の技術が発達していた。これらが外面的事情。
それ以外で3つある。
本文中から、探し出すこと。
主語が全て「日本人が」となるように、文を作る。
問9
これも書き換え問題。80字以内なので、20字から30字のポイントを、3ついれなければならない。
「そういう思想」→これを言い換える。
「思想以上の感性によって」→ここを違う表現で。
「裏付けられていた」→これを言い換える。裏付け、という言葉の意味も、合わせて問われている。
問10
この評論文全体を通す、問題。
日本人は、水をどう鑑賞したいのか。
それは、また何を愛しているからなのか。
その2点を明らかにし、鹿おどしがその好みにぴったりとあてはまっていることを書けばいい。
解答はまた明日。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
解答はこちら
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