面接必勝法 印象はインパクト勝負~手書きの手紙が持つ偉大な力~


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皆さま、こんにちは。文LABOの松村瞳です。

就活や面接などで一番効果を発揮するものは学歴でしょうか? それとも、スキル? 実力? もちろんそれも有るでしょう。基礎知識は大事ですし、高い学歴を保持していると言うことは、基本的に人の話すことを理解し、要求されたことに応える能力値が高いことを示しています。

けれど、それ以上に結果に影響を及ぼすものがあります。

それは、インパクトと印象。つまり、見た目と雰囲気が成功を左右するということです。

容姿が全てを決めると言っている訳ではありませんが、それでも初対面の人間が相手を評価するのは、その見た目から得た情報だと言われています。

そして、文章に於いても、この見た目というのは、印象に多大な影響を与えるものなのです。

万年筆で書かれた文字は、デジタル文字には出せない味わいがあります

【Eメールでの連絡が当たり前だからこそ、手書きが威力を持つ】

ネットが出来て、本当に便利になりました。短時間かつ、正確に、どれだけ遠く離れていても、簡単に連絡がつくようになり、社会のなかでの地位を確立し、今では殆どの連絡はメール、若しくは個人宛のSNSで賄われる様に成りました。更に今では、大学受験や就職活動の合否の連絡すら、メールやネットで配信される様になり、私達が見る殆どの文字は、印字されたデジタルのものです。

一人一台スマホを持ち、直接個人宛に連絡出来る環境があるからこそ、誰もアナログの連絡方法を取らなくなりました。

理由は、時間がかかり、更に事故の可能性もあるからです。危険性のある連絡方法よりも、より確実に、早く。そして、安価に連絡出来る方法を選択するようになったのです。

ペーパーレスが叫ばれ、電子書籍も市民権を得るような社会の現状で、今、手書きの手紙を受け取る事など、めったに無くなったでしょう。新年の挨拶である年賀状ですら、年々数が減り、十代の子だと出したことが無いと話す子供たちも出てきたほどです。

この状況で、わざわざ手書きのモノを選択するメリットは全く無いように思えます。

けれど、社会の全てが電子情報のものに頼っている今だからこそ、アナログのものが威力を発揮するのです。

良く考えください。社会人ですら手書きの手紙を貰うことは殆ど有りません。しかも、手紙を書いた人間が十代、若しくは二十代の若い世代から受け取ることなら、尚更です。社会は間違いなくIT機械に支配されつつありますが、私達人間の精神は馴染んだものを好むようになっています。そして、受験や就職活動で君たちを採用するのは、手書きのアナログ文字がまだ全盛期だった時代の人々です。

手書きの手紙は、現代では間違いなく目立ちます。自分の手で、きちんと書く。それだけで、自動的に相手から好印象を得ることが出来るのです。

 

【コピペ出来ないものの強み】

コンピューターは確かに便利です。昨今、履歴書も手書きより、印字したものの方が間違いが少ないし、第一コピーするものが用意に出来るから、時間の短縮に成って良いです。手書きに掛ける時間があるのならば、もっと違う事に時間を有意義に使いたい。そういう意見があるのは事実です。

確かに、これは一理あります。現在の様に、一人で50社以上も受けなければならない様な環境では、少しでも時間短縮を図ることが第一でしょう。けれど、これは量産の考え方です。

量産された規制品、規格品はどのような印象をあなたに与えますか? 全て一緒。全部同じ。同じだからこそ、安定しているという利点も有ります。時間も短縮、間違いも確かに無い。安定、安心のコピー商品です。

安心だけれども、みんな一緒。誰もが同じものです。あなたのために作られたものではありません。

ならば、オーダーメイドのあなただけに宛てられたものは、どういう印象を与えるでしようか?

コピーではない。少なくとも、それを書いている時間は、相手のために使っているものです。あなたが貴重だと思っているように、相手の時間も貴重です。そして、時間をかけたと解るものには、人は自分も時間をかけてあげたいと思うものなのです。

誰もが手書きで書いている時代であったならば、当然埋もれます。寧ろ、印字された物の方が、ある意味では目立って印象に残ったかもしれません。けれど、今は逆転の現象が起きています。

誰もが楽だとコピーを使い、ネットを使い、Eメールを使い、手で文字を書くことから離れています。

手書きは一期一会。書き損じは全て最初から書きなおさなければならない物です。そして、文面は定型文のように作られた物を真似した文章で有ったとしても、手書きの文字は、温度があります。機械にはない、人の。人間のぬくもりです。

沢山の人間が並び立つなかで抜きん出る。好印象を相手に与えるためには、人と同じことをしていては駄目です。少しでも違う事をし、そして確実に好印象を与えられるものを選ぶべきです。それが、殆ど無料で出来ます。知識と、ほんの少しの手間と時間。それを掛けると、そのお返しは驚くべき形で返ってくることになります。

 

【返報性の原理】

米国を代表する社会心理学者のロバート・B・チャルディーニ教授は、他者に対する影響力の研究。つまり、人を意のままに動かす方法を様々な角度から研究している学者です。彼が提示する他者を動かす力の一つに、返報性というものがあります。

返報性とは、私達は誰かに何かの恩義を受けると、(ex. プレゼントを受ける、招待される、親切にされる、便宜を図ってもらうetc.)その恩義に報いるために、何かしらのお返しをしなければならないと感じる心の働きを言います。

これは本当に強力な仕掛けで、本人の意思は関係なく、恩義を受けてしまうと何か借りが出来た様な気分になってしまうのが、人間の不思議な部分です。誰かに良くしてもらうと、「返さなきゃっ!!」と必死になってしまう。何もしないと、とんでもない自分が恩知らずになったように感じてしまうから、何かを何処かで返そうと必死になるのです。




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手紙も、これに当たります。

 

【手紙が何故返報性に関わるのか】

皆さん、手紙の正しい作法って、どんなものがご存知ですか?

基本は3段落構成。

前文で時候の挨拶と簡単な自己紹介。

主文で内容。手紙を出した理由。

末文で別れの挨拶と相手に対する気遣いの言葉。

書いた日付と差し出し人の名前、そして宛名を書き、必要があるのならば、追伸の副文を添えるという形。殆どの方が、この形式をもう知らないかと思います。

だからこそ、この形式をきちんと守って書く、というのは、大変に面倒で時間がかかり、また慣れていないものだから神経も使うものです。

そこがポイントです。

若い世代は手紙に慣れていない。そして、手書きで手紙を貰う事も減っている。そのなかで、時間をかけ、正式な手紙の形式を調べ、文面を整えて、万年筆や毛筆で字を書いてくる。

これだけの手間をかけると、「あなたが大事で、感謝の気持ちを伝えたいから」という気持ちがものに籠ります。そして、それを受け取った方は、これだけ手間暇をかけられる人間ならば、多少能力は劣っていたとしても、真摯に仕事に向き合えるだろうし、何より人間性が信頼できると、それだけで採用になってしまう事が少なくありません。

皆が時短、短縮、便利、に傾いているからこそ、敢えてアナログの極致とも言える手書きの手紙が、効力を発揮し、何かしらのお礼を返したいという気持ちを相手に植え付けるのです。

 

【宛名は拙くても毛筆で】

けれど、いきなり毛筆の文字なんか書けない。書けるわけがないという人は多いでしょう。

確かに毛筆はハードルが高いかもしれません。筆なんか持ってないという人も、沢山居ると思います。ですが、敢えて言います。毛筆で書いてください。そして、手紙の本文は万年筆を使ってください。

今は文房具も発達し、万年筆も非常に安価なものが出回っています。最安値で千円前後。決して手が出ない値段ではありません。

1000円以下の万年筆。非常に使いやすいです。

そして、毛筆用の筆も、千円前後で簡易的なものが出ています。物を選ばなければ、100円均一ショップにも有ります。


500円以下で買える筆ペンです。

万年筆や毛筆で書いたものは、鉛筆やボールペンで書いたものより圧倒的に色が濃く書けます。それは、見た目の印象と読みやすさを決定し、「この子はきちんと手紙に万年筆を使っているんだ」という事を、相手に思わせることが出来ます。

細かいところに気を使うのは、とても面倒なことでしょう。けれど、たかがそんなことが面接の結果を決めると解ったなら、どうでしょうか。

気が付かない人も居るかもしれません。他にも、同じ様に戦略的に手書きの手紙を使う人も居るでしょう。けれど、圧倒的に数が少ないのは事実です。

誰もがやらないもの。そして、手間暇をかけたものは、確かに時間がかかり、無駄な時間を過ごしているという風に取られるかもしれません。けれど、その印象の有無が相手の心に働きかける効果を知り、また戦う相手が少ない分野で有ると言う事も解った上で、本当に無駄な時間を過ごしている、と言えるのでしょうか?

現在、夏休みで大学生の一部はインターンシップに挑戦していたり、高校生はオープンキャンパス等で志望大学にお世話になっていたりする時期だと思います。

是非とも、お世話になった大学の先生や企業の方に、手書きで手紙を送ってみてください。拙くても構いません。不器用で良いんです。

自分で必死に考え、相手のために用意をし、相手の馴染んでいる形式を重んじて書く。

たったそれだけのことが、大勢のなかであなたを際立たせる一手に成ります。

 

ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。

 


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