本番で実力を発揮するために~周囲を敵ではなく、味方にしよう~


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こんにちは、文LABOの松村瞳です。

今日から受験生や学生だと学校の補講が始まる日ですが、センターまで、今日で10日を切りました。

本番が近付くと、どうしても肩に力が入ったり、緊張したり、プレッシャーがかかってきて体調がおかしくなってきたりと、色々問題が出でくるものですが、本番を飄々と、超余裕で迎えられたら良いんですけど、そうもいかないのが人間ですよね。

なので、今日はぎりぎりの勝負をこれから迎えなければいけない人向けに、本番の迎え方。そして、どうしてもがちがちになってしまう。本番になると、ミスがやたらと多くなる人に、それの克服の仕方を説明します。

是非、実力が発揮できる本番を迎えられるように、今から準備しておきましょうね。

大事な時に全てを味方につける方法とは

【勝ちたい、と思うことの弊害】

野球やサッカー、新年ですと箱根駅伝のように、対戦相手が目の前に居て、その相手に「勝ちたい」と思うことによって、実力が引きだされ、厳しい訓練と鍛錬に培われた実力を発揮し、たまに実力以上の潜在能力を開花させ、本番でとんでもない記録を出す選手も出てきます。

勉強や受験もこれと同じ部分があり、実力を争っている相手に、「勝ちたい」と思うこと自体は、決して悪いことではありません。

一人で頑張るよりも、ライバルがいた方が頑張れますし、切磋琢磨という言葉があるように、珠は集団の中で磨かれてこそ光るものです。

けれど、この「勝ちたい」と思う気持ちが強すぎて、空回りしてしまうことがあります。

それは、「相手に勝ちたい」「自分の実力を出したい」という思いから、「相手の失敗を望む」「失敗すれば良いのに」と願ってしまう時です。

【相手の失敗を願うと、自分の結果が悪くなる?】

私たちの脳というのは本当に面白い器官で、段々とその働きが解ってきているのですが、脳の働きの面白いところは、「意識」と「無意識」があるところです。

意識は、脳の仕事の中の、ほんのわずか1%。

その膨大な仕事の99%は「無意識」が握っています。そして、この無意識。人間が思うようにコントロール出来ない部分です。

この「無意識」の特筆するところは、「意識」下で考えることの、主語を判定出来ない、という機能があります。

つまり……

「あいつが失敗すれば、自分の順位が上がるのに」
「ここに居る全員、失敗すれば良い。俺以外は全員」

なーんて、腹黒いことを考えると、

「あいつが失敗すれば……」⇒自分が失敗することに。
「ここに居る全員、失敗すれば良い」⇒自分だけが失敗するオチに。

に、なってしまうんですね。不思議なことに。

まぁ、考えちゃう気持ちも充分解ります。人間、受験みたいに利害が絡んだ時には、そう簡単に聖人君子でいられないし、私自身、相手の失敗を考えた経験なんか山ほどあります(笑)そして痛い目を山ほどみてきました。

そうやって考えれば考えるほど、失敗を積み重ねるのです。本番中、上手く出来たと思っても、不思議なくらい結果が伴わない。

それがとても不可思議で、調べてみたらこの脳の働きを知り、とてもびっくりした覚えがあります。

主語が判定できないから、人の失敗を願ったはずなのに、脳が反応して、「あっ、失敗したいんですね。はいはい」と、自分が不幸になる選択を、脳が勝手にしてしまう、というメカニズム。

同じように、

「ミスをしないでおこう」⇒結果はミスばかり。意識する前よりもミスが多くなる
という弊害も。「意識」でどれだけコントロールしようと思っても、「無意識」はコントロールできません。考えた瞬間に、「無意識」は勝手に身体を動かす命令を出してしまうので、人の失敗を願った瞬間に、自分の失敗も決定してしまっているのです。

人を呪わば穴ふたつ……という言葉が、身にしみますね。
(人を呪わば穴二つ=平安時代に陰陽師が人を呪い殺そうとした時、呪いがえしで自分も死ぬことを覚悟し、墓穴を呪う相手と自分用に二つ掘らせた故事から、人を呪った瞬間に自分も呪われ不幸になる、という意味)

だから、相手の失敗を願わない事は大前提だし、ミスをすることも考えない方が良い。

けど、人間って「~するな!!」って言われると、それを余計考えちゃう生きものです。困ったもんですね。

なので、ちょっと考えてみましょう。どうすれば、本番が楽になるのか。どう考えればいいのか。




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【「勝ちたい」と思うと周りは敵だらけになる】

まず、「勝ちたい」って、どういう気持ちなのか。

相手と戦って、勝ちたい。自分が上に行きたい、という感情ですが、これは周囲に居る人たちが全て「敵」とみなしている状態です。

良く考えてください。四面楚歌状態で、周り全員が敵。

敵に囲まれた状態って、人間どうなります?

そう、警戒心バリバリで、隙を見せたら自分が負けると、常に緊張状態。神経ぴりぴりとして張り詰め切った風船みたいな状態です。そんな状態で、実力が発揮できるでしょうか?

頭脳労働の場合、最も柔軟に、最もクリエイティブな発想が浮かぶ瞬間は、リラックスしている時です。肩の力が抜けて、良い集中状態を持続するには、張り詰めていては出来ません。

必ず、リラックスすることが必要になります。

周囲を敵に囲まれて、その中でリラックス……って、普通出来ませんよね。

そう、一緒に受験を受ける相手を敵とみなしている時点で、緊張状態まっしぐらになってしまうのです。

なら、どう考えればいいのか。どうすれば、緊張状態をリラックスへとつなげる事が出来るのか。

【周りを味方にする方法】

周りが敵だらけで緊張するのならば、逆を考えればリラックスも想像できます。

そう。周りが全員自分を応援している味方だと考えるのです。

「えっ? そんなこと、考えられないよ!! だって実際敵だし!!」

これ、多くの生徒が勘違いしているのですが、貴方達の敵は周りに居る受験生仲間ではありません。

本当の敵は、目の前の問題用紙です。

そこを、勘違いしない。攻略しなければならないのは、周りの受験生たちではなく、問題です。

そこをきちんと理解すると、下手な緊張感は薄らいでいきます。

そして、もうひとつ。

味方を増やしたいと思うのならば、簡単です。先ず、貴方自身が、周囲の人達の味方になってください。

つまり、

受験で同じクラスに配置された受験生たち全員を、応援するのです。

皆が持っている実力を、全部発揮できますように!! と、相手の成功を祈る。

皆が全員希望大学・希望高校に受かりますようにと、全員の幸福を願う。

「はっ???? 何、そのお人好しな考え方???」

と思うかもしれませんが、「相手の失敗を願った」人がどうなるのか。その話を思い出してください。「相手の失敗」を願った人は、失敗します。

逆に、「相手の成功」を願った人は、「成功」するのです。

そして、ここでポイントですが、「皆が成功しますように」という言葉は、結構最強です。だって、「皆」という言葉に、ちゃんと自分も入っている。

だからこそ、貴方も実力を発揮できるのです。

【疑心暗鬼な人は直前の模試で実験を】

願ったくらいで点数が上がるなら、苦労しない。そう思う人もいるでしょう。なら、是非とも直前の模試でテストしてください。

マイナスになる要素はどこにもないし、ただ、願うだけです。前準備も何も要りません。

ただ、いつも通り模試を受けに行って、ひたすら皆の成功を願う。皆が希望通りに点数が上がればいいと、何度も思ってください。

これ、試してみると分かるんですが、とっても気分が良いんですよ。プレッシャーがかかる状況なのに、「何、こんな馬鹿みたいな良い人っぽいこと考えてるんだろう」って、笑いが出てきたら、期待してください。

上手くリラックスできている、ということです。

緊張状態で笑うなんて、滅多に出来ませんからね。

口にできる人は、友達に話してもいいです。「あなたいい点数取れますように!」と、口にしてみてください。ポイントは、「も」を使うこと。

自分とあなた。みんなでいい点数を取る。必ず、相手だけではなく、自分の存在も入っている言葉を使って、成功を願ってください。

ほんっとに脳って不思議だなと思うんでいけど、緊張がほどけてなんだか変なパワーがわいてきます。

そして、そんな風にニコニコしていると、友人たちもリラックスできるんです。感情は、伝染します。リラックスしている人の傍には、リラックスしている人が集まります。逆も同じで、緊張している人には、緊張状態の人が傍に寄ってくるんですよ。

演技でも構いません。演技であったとしても、うわべだけの行動だったとしても、貫き通せば真実です。是非、テスト本番日は、「皆の成功を願ういい人」になって、成功を掴んでください。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

是非、試してくださいね。

 


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