効率の良い記憶術〜もう問題集を買い換える必要はない。一問一答問題集の使い方〜


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こんにちは、文LABOの松村瞳です。

8月最終日曜日。もう新学期はすぐそこです。

受験生は本格的に勉強の時期に入ってくるので、記憶の向上方法。特に、歴史や地理などの用語を沢山覚えなければいけないもの。そして、英語のように日常生活で使う知識ではないものをどう覚えるか。

プラス、国語の筆記能力まで上がるお得な覚え方を、伝授致します。

楽に覚える方法をお教えします

 

【記憶は余計なものをつけた方が残りやすい】

記憶は、ピンポイントでテストのところだけを覚えることが効率の良い方法のように思えます。実際、覚えてこい!って、プリント渡されますしね。

でも、覚えがある人も多いと思うのですが、そうやって覚えたものって、抜けるのも早いですよね。

覚えよう覚えようとすると、なぜか入ってこない。テストに必要ではない、自分の好きなゲームの内容だったり、服のブランド名だったり、好きなアーティストの曲の歌詞だったり、名前だったり、エピソードだったり、キャラクター名は覚えようとしなくとも勝手に覚えるのに。人間の脳って、本当に不思議です。

歴史の年号でも、数字を無理やり平仮名読みをして繋げた文章で覚えた人の方が多いし、記憶に残りやすいのは実体験からもわかると思います。(ex 良い国作ろう鎌倉幕府 今は1185ですけど)

私たちの脳は、知識に関しては余計なものを付ける。つまり、記憶しなければいけないものを増やした方が結果的に覚えるという、不思議な性質を持っています。

無意味なものを単体で覚えようとしても、辛いだけです。その不思議な脳の構造を覚えましょう。

【何故余計なものが必要なのか】

この話は不思議だと思います。普通、量を減らした方が楽なはずなのに、増やせってどういうことだよ?と思いがちですが、私たちの脳は興味ないことは一切覚えない性質を持っています。

良く、慣れれば覚えられると力技で何度も書かせて覚えさせる方法を取る生徒がいます。これも一定の効果は確かにありますが、ある程度の量を超えてしまうと、途端に脳がフリーズしてしまうのです。

嫌なものは脳が拒絶してしまう。ある程度までは我慢するけど、楽しくないものは大っ嫌いなのです。

だから、楽しいものに行きたくなる。

そして、この楽しいものっていうのは、余計な知識なのです。

【公式は覚えられないのに、先生の余談は覚えている脳の構造】

脳は単体ではものを覚えられません。

単体で覚えたものは、脳の中では一個の点にしか過ぎないのですが、それが余計なものが付いていると大きな点になり、さらに近くに似たような知識と連結して、線を描くことができます。

点よりも線の方が、記憶は強固になります。

その脳の中の点を繋げることが出来るのが、余談。余計な事なんですね。

例えば、古代ローマ共和国で、かならず覚えなければならない人といえば、ユリウス・カエサル。

世界史の中でも、超がつくほどの有名人ですが、覚えるときに、古代ローの時代の強かった将軍として覚えるよりも、女に弱く、エジプト遠征の時にクレオパトラが仕掛けた色仕掛けにまんまと乗ってしまったダメな人、と言う情報を付け加えると、生徒は『え?』と食いつきます。

更には、もうちょっとで皇帝になれたのに、強引にやり過ぎて反感買って裏切られ、殺された時のエピソードも付け加えると、『ええっ??』と、眠気が吹っ飛びます。(彼が武器を持ってない時を狙って、神殿の中でめった刺し)

歴史なんて、教科書を読んで好きになった人を私は知りません。大概、歴史の先生の話が面白かったとか、大河ドラマで興味を持ったとか、歴史小説、今なら漫画とかアニメとかゲームとか創作物で触れて、面白いと感じて史実を調べるようになった子が殆どです。(私自身もそうです)

面白いものしか覚えない。余計なものをつけた方が、遠回りをした方が覚えるのです。

この構造を知っていると、単純な参考書の問題だけを解いていても、頭の中に入らないことは明白です。問題集に余計な知識や歴史上の人物のダメダメなところは書いてないのですから。(源頼朝が浮気しまってたこととか、北条政子が嫉妬まみれで頼朝の愛人を寺ごと焼き殺したエピソードとかetc)

【授業を受ける時は、余計な話もガンガン書こう】

授業を受ける時は、先生が話したことを黒板に書かれたものだけでなく、気になったことをガンガン書いてください。字の綺麗さや見やすさは一旦横に置いておいて、気になることはとにかくメモる。板書されたもの以外の話も、自分が面白いと思ったことは全部メモを取ってください。正確でなくとも構いません。ノートのレイアウトも崩れていいです。(後で復習でまとめなおすとなお良し

とにかく全力で書く。そして、余計な知識を記憶に紐づけてください。

【問題集を2度使うやり方】

そして、一問一答形式の問題集を解くとき、普通に解き終わったら今度は解答だけを見て、この用語は何を意味するのか。どんなことだったのかを、自分で文章を書いてみてください。




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例えば宗教改革、という言葉が解答にあったのなら、16世紀にカソリック教会が豪華な教会を建てたくて、その建築費を稼ぐために売り出した免罪符に対する抗議運動。聖書の教えに立ち返ろうとした。有名な宗教家はルターとカルバン。

というような説明文を書きます。この時にポイントになるのが、いつ、だれが、どこで、何を、何故、どのようにしたのか、というポイントを必ず入れること。
文章の基本は5W1Hです。

 一問一答の問題文を自分で作る感覚ですね。その時に、丁寧な言葉を考えなくても良いです。自分の知っている面白い知識を盛大に織り込むこと。そうすると、書いているのがだんだん楽しくなってきますし、不思議といろんなことが繋がってきます。

テストのためだけに覚えようとすると、結果的に点数は落ちていく。けれど、知識を増やすために覚えようとすると、不思議と覚えられるのです。

で、この説明を書くというのは、文章の要点を書く練習にもなります。

5W1Hのポイントを確実に入れようとすると、記述の問題も慣れていきます。

遠回りをした方が、結局お得なのです。

 

新しい問題集を買うのも良いでしょう。けれど、学校から渡されているものの方が、学校内のテスト範囲に直結します。そして、自分で文章を書いてまとめたノートは、あなた専用にカスタマイズされた最高の参考書です。

どこまで自分が知っているのか。どこまで知らないのかを理解するのが勉強です。あなたの知らない部分は、あなたが確認しなければ解りません。そして、一つの言葉に対して説明が多くなればなるほど、あなたの知識が増えているということです。

文章能力も付き、知識も増える。説明文を自分で意識して書くということは、手間がかかりますが、効果は抜群です。まだ受験までに余裕がある今。始めてみてください。

簡単に説明が書けるようになった時。国語の記述力も上がっていることに、きっと気が付けると思います。

 

ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。

 


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