「である」ことと「する」こと

評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その6~業績本位という意味~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回は、「する」論理で形成されている団体。グループとはどういうものなのかを説明していきます。「である」論理の身分社会は、生まれた時から決まっていて、その身分にふさわしい振舞いを求められ、それを会得するこ...
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評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その5~「である」社会と「である」道徳~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 近代社会は行動に支えられており、行動することによって状態が確保されている存在であることを説明してきました。 そして、「である」=権威・身分 「する」=行動・検証 の違いがあり、物事を判別する二つの極とし...
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評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その4~二つの極~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 高校生だと、英語でこのことわざを聞いたことがあるでしょう。 The proof of the pudding is in the eating. これの日本語訳って、何でしょうか? 【論より証拠】 「プ...
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評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その3~近代社会における制度の考え方~

こんにちは、文LBAOの松村瞳です。 「である」ことと「する」ことの三回目。 であること=状態。 すること=行動。 状態は、つねに行動することによって支えられている。それは、民法、政治、自由においてそうである、という解説をしてきました。今日...
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評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その2~真実の自由とは~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「権利の上にねむる者」は、民法の保護に値しない。 この一言は、法律上の話ではなく、多くの場面で適応する真理だと解説しました。成績上位の状態でありたいのなら、その状態を保たせているのは常日頃の勉強をする行...
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評論文解説『「である」ことと「する」こと』丸山真男著 その1~権利の上にねむる者~

「権利の上にねむる者」という言葉の意味は何なのか。それは、権利は与えられているものであり、いつなんで時でも必要な時に行使できるものではなく、権利が「ある」という状態を保つためには、日ごろからその権利を持っているのだということを行使「する」態度。具体的な行動が必要になり、行動をし続けた人間のみが権利を主張できる世界であることを、解説します。
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古文解説 枕草子『かたはらいたきもの』~気まずくて逃げ出したくなる瞬間~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回は古文解説。久方ぶりに枕草子です。 枕草子の中でも、特徴的な段です。「かたはらいたきもの」の他にも、「すさまじきもの」「にくきもの」「ありがたきもの」「うつくしきもの」「うれしきもの」など、色々あり...
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中学国語と高校国語は、ここが違う

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今日は、中学国語と高校国語の違い。 そして、いわゆる中学でも難しい問題。難題と言われている模試や、初めて読んだ文章で上手く解けない人に、足りない技術を解説します。 【抽象と具体】 国語の課題。それは、高...
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センター試験内容にヤマをはってみた 平成30年度問題予想 

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 12月に入り、いよいよ本格的な受験シーズン突入です。なので、今日は今年度(平成30年1月13日実地センター試験)の試験内容を予想してみます。 そんなこと出来るのか!? と思われるかもしれませんが、センタ...
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小説読解 魯迅「故郷」その8 ~まとめ 魯迅が目指したもの~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今日は故郷のまとめとなります。 この「故郷」を楽しい話として思い出す人は少ないはずです。けれど、1年の時に読んだ「少年の日の思い出」(参照⇒小説読解 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」その1~情景描写...

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