2018-01

こころ

小説読解 夏目漱石「こころ」その3 ~女の嫌いな特徴からみる先生の愛~

「こころ」解説その3。 今回は、昨日からの続きのシーンです。Kとお嬢さんとが連れだって歩いている場所に遭遇してしまった先生。居てもたってもいられず、すぐに家に帰ります。
こころ

小説読解 夏目漱石「こころ」その2 ~火鉢のエピソードから見えるこころの奥側~

「こころ」解説、その2です。 今回は、前回に引き続き、先生の性格や対応。そして、Kに対してどう思っていたのかを、本文から追っていきます。 十一月の雨の日のくだりのエピソードです。(教科書178p~182p)参考にしてください。 【怒りやすい...
こころ

小説読解 夏目漱石「こころ」その1 ~主人公の背景~

明治の文豪夏目漱石。 日本を代表する小説家の長編傑作「こころ」 このタイトルの「こころ」には、実に様々な意味合いが読みとれます。そして、高校生の教科書に載っていて、難解な文章読解に頭を悩ます人が続出する小説でも有ります。 感想で大概上がって...
伊勢物語

鬼にさらわれた女の謎~古文解説 伊勢物語「芥川」~

鬼のエントリーが続いているので、鬼がらみで古文解説をひとつ。 歌物語 伊勢物語から「芥川」 芥、とは塵やごみのこと。それらが集まった川です。現存でどこに存在しているかも解っていない川がタイトルとなっているお話。 何かが塵芥となってしまったお...
古文常識

恐怖!女が⚪︎⚪︎したら鬼確定〜古文の鬼と女に関するアレコレ〜

節分解説のエントリーで、鬼=隠人。(おんひと)つまり、人が認識できる世界から隠れた部分で生きている人間のような形をしたもので、得体の知れないものとして、括られているものです。 その姿は、長身で身体が大きく、また頭の上にツノや牙が生え、一種異...
行事の意味・由来

節分に食べる恵方巻きは、実は○○だった?

節分ネタ続きで、今回は最近定着してきた恵方巻き。 巻きずし。特に、中に具が多く入っている太巻きを一人一本。その年の恵方を向いて、無言で丸かじりをし、食べきるという行事です。 今年、2018年の恵方は南南東だそうです。 何時の間にやら定着した...
行事の意味・由来

季節を分ける節分の由来 節分あれこれ

もうすぐ節分!という事で、節分にまつわるアレコレを書いていきます。 【節分=立春の前日】 そもそも、節分の語源は、「季節の分かれ目の日」という意味です。 平安時代には、立春、立夏、立秋、立冬の4つの季節の分かれ目の日が、二十四節気で決まって...
古文常識

今と違う? 古典の季節の区分

古典の世界での季節区分と、それぞれの異名。24節気の説明です。季節にまつわる和歌や俳句の解説付き
心のメンテナンス方法

鎮魂歌 レクイエムの意味

鎮魂歌、レクイエム…… 災害や人災。そして、戦争やテロなどで亡くなった人々の魂を慰める歌や曲。または、キリスト教で行われるミサの中で歌われる曲の一種。 レクイエムは、ラテン語で「安息を」という意味の語であり、死者の安息を神に願うカトリック教...
受験対策

選択に迷った時に決断する方法

こんにちは、文Laboの松村瞳です。 センター試験が終わり、点数が出て、希望大学の予備校判定が出て、進路に迷っている人は多いでしょう。大学生でも、そろそろ就職活動を始めている人がいる時期です。 どの会社にするのか。または、どの大学にするのか...

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