ファンタジー・ワールドの誕生 ファンタジー・ワールドの誕生 解説その2 「ファンタジー・ワールドの誕生」解説 その2 このタイトルの意味も、皮肉がきいています。ファンタジーって、作り物の世界の事。それが誕生した、と言う事は、誰かが作り上げた世界が出来たよ~ってことです。 このお話のなかでのファンタジー・ワールド... 2018.02.27 ファンタジー・ワールドの誕生
ファンタジー・ワールドの誕生 ファンタジー・ワールドの誕生 解説その1 こんにちは、文LABOの松村瞳です。 【イントロダクション】 今日から、高校現代文の評論文解説。今福龍太さんの「ファンタジー・ワールドの誕生」を取り上げます。 評論文って、全く感情が読めなくて、無機質で嫌だ!! という意見や感想を聞くことが... 2018.02.26 ファンタジー・ワールドの誕生
こころ 夏目漱石「こころ」26〜まとめ~ さて。このブログ1、長いエントリーとなってしまいました。この「こころ」解説も、26回目。 今回は、まとめをしていきます。 そして、様々な解釈をされているこの「こころ」で、明治の大文豪で、現在も日本を代表する作家である夏目漱石が描こうとしたのは、一体何であったのか。 ここまで学校でテストで問われることは有りませんし、小説の解説はそれを読んだ人がそれぞれで持てば良い物だと思っているので、これが正解、と言うわけではありませんが、ざっくりとした理解の為のガイダンスになるかと思います。 2018.02.24 こころ
こころ 夏目漱石「こころ」25〜先生が自殺した理由~ 「こころ」解説、その25。 Kの自殺後。自分から孤独になり、死んだように生き続けた先生。 その先生が、「明治の精神に殉ずる」と、最後に自殺を選びます。切っ掛けになったのは、明治天皇が崩御し、その後を追う様に乃木大将が殉死をしたことです。 そ... 2018.02.23 こころ
こころ 夏目漱石「こころ」24〜Kのように生きる先生のその後~ 「こころ」解説、その24。 今回は、先生がその後小説の中でどのような人生を送って行ったのか。 それを追いかけて行こうと思います。 Kの死後の直後は、先生はKの死因は恋愛にある。自分の恋が成就しなかったこと。そして、友人である自分に裏切られた... 2018.02.22 こころ
こころ 夏目漱石「こころ」23〜Kの恨み~ 「こころ」解説その23。 先日に引き続き、Kの心を探っていきます。 Kが本当に先生を親友として信頼し、また経済的窮地を助けてくれた恩人として恩を感じていたのならば、迷惑にならない様な自殺の方法を選ぶ筈だし、またそんなことを考えることも出来な... 2018.02.21 こころ
こころ 夏目漱石「こころ」22〜垣間見える執着心~ 「こころ」解説その22。 今回は、Kの自殺が演出で有ったとして、先生の行動を予測し、恐らく自分の死んだ身体よりも先に遺書の方に行き、先ず自分の立場を確保する行動に出るだろう。 そして、ほっと安心した瞬間に自分の遺体と、その後ろに飛び散ってい... 2018.02.20 こころ
こころ 夏目漱石「こころ」21〜Kの賭け~ 「こころ」解説、その21。 この解説シリーズで一番長いものとなってしまいましたが(一応覚悟はしていたんですが、やっぱり長くなりました)、それだけこの小説には解説しなければならない部分が多いということです。 2018.02.19 こころ
こころ 夏目漱石「こころ」20〜Kの自殺の謎〜 「こころ」解説、その20。 今回からは試験対策ではありませんが、「こころ」という小説の謎に迫っていきます。 高校の授業で問われ、そして答えなければならないことは、「人は、鬼にも仏にもなる。その人の性質や性格ではなく、状況や環境が整ってしまえば、道徳的に悪だと解っていることでも平気でやってしまう」ということ。 2018.02.18 こころ
漢文解説 足るを知る~『小国寡民』老子~ 小国寡民、とは小さい領土の国で、国民は少ない状態が理想である、という意味です。 普通、理想的な国家というと、領土は広く、人口は多ければ多いほど良い、というのが通常でしょう。人が多ければ、それだけ人手が増えるわけですから生産力が高まり、また、... 2018.01.13 漢文解説老子