国語

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小説読解 魯迅「故郷」その7 ~地上の道とは~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」のラストシーン。主人公「私」による独白のシーンです。 一人、黙々とこの帰郷の旅のことを思い返しながら、明るい未来を願う私。普通であるのならば、そこだけで終わるシーンですが、その後、主人公は自分の...
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小説読解 魯迅「故郷」その6 ~鮮明だったものがぼやけていく物悲しさ~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 鮮明だった銀の首輪の小英雄。くっきりと思いだされていたものが、途端にぼやけていく物悲しさを解説します。 そして、あれほど帰りたかった。20年来、心に描き、常に片時も忘れることのなかった故郷が名残惜しくな...
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小説読解 魯迅「故郷」その5 ~失意の裏に隠れた封建社会の名残~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 ルントーとの再会を果たした主人公「私」。けれど、感動の再会とは程遠く、大人になったが故の、身分や背景を色々考えてしまい、幼い時とは同じように話すことが出来なかったシーンです。 あくまでも主人公目線で書い...
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小説読解 魯迅「故郷」その4 ~砕かれた希望~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回、「故郷」の中でも衝撃シーンNo.1の部分を解説します。 古い友人と思っていた人に、20年ぶりに再会した時。貴方は、先ず第一声で、その人を何と呼ぶでしょうか? 【ルントーとの再会】 楊おばさんとの会...
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小説読解 魯迅「故郷」その3 ~悪い方へと変わった人々~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」の3回目。今日は、ルントー以外の故郷で出会う人。楊(ヤン)おばさんの登場の意味を解説します。 【昔と変わり果ててしまった姿】 ルントーの美しい思い出を堪能した主人公「私」の許に、招かれざる客がや...
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小説読解 魯迅「故郷」その2 ~明るい描写のフラグ~

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 「故郷」の二回目。今回は、この小説唯一と言っても良い、明るい思い出のシーンです。 【古びた家】 故郷に帰ってきた主人公「私」。ここで、実の母親と対面します。 -本文- 明くる日の朝早く、私は我が家の表門...
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小説読解 魯迅「故郷」その1 ~暗い風景描写が指し示す意味~

こんにちは、文LBAOの松村瞳です。 中学校3年生で読む、魯迅の「故郷」 この小説は、とても暗く、淡々とした内容がずっと続いたり、あまり好感を持てない人々がキャラクターとして登場することもあって、中学生たちには難問な小説になるのですが、難し...
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古文の女はツンデレ? テストに影響大 意外と知らない古典常識

皆さまこんにちは、文LABOの松村瞳です。 昨日のゲスに引き続き、今度はツンデレです。(通じるのかな……通じると信じて……(笑)) 平安時代の女性って、ヤマトナデシコの典型で、御姫様で、かわいくて、何にも知らなくて、たおやかで、優しくて……...
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古文の男は皆ゲス? テストに影響大の意外と知らない古典常識

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 意外に知らない古典常識と銘打って、少し書いてみようかと。 「えーっ、何でそんなの知らなきゃいけないの?」 という声が聞こえてきそうですが、これが必要あるんですよ。テストにも影響が凄く有る。 知っているの...
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国語の授業で何を教えるのかについて

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 国語の塾講師をしている、という話をすると、良く、「国語って何を教えているの?」と良く訊かれるので、少しまとめておこうかと思います。 【受験における国語の立ち位置】 国語って、何をどう教えるの? 文章なん...

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