テスト対策

テスト対策

解った!!の罠 国語が持つ、成績が伸びない原因

国語を教えていると、良くこんなことが起きます。 一週間前に説明し、生徒達も納得し、理解出来たと思うものが、時間が経つとびっくするぐらい解らなくなっていたり、書けていたものが書けなくなっていたりする現象です。 「あれ? 説明聞いた時には、確か...
テスト対策

古文の勉強の仕方

古文の勉強って、どうすれば良いんだろう。 そんな質問をよく貰うので、基本的なところをまとめておきます。 学校で習ったものは、ワークを繰り返していればテストで点は取れる。特に中学だと、学校のワークやプリントが全てだし、読むものも基本的に多くは...
テスト対策

「覚えよう」と思った瞬間に、覚えられない不思議。記憶は楽しんで覚えるのが吉。

こんにちは、文LABOの松村瞳です。 今回は、試験での暗記法。暗記術について。 人の脳って本当に不思議で、「覚えなきゃ!!」って思った瞬間に、「覚えられない」もしくは、「忘れていく」「頭の中に残らない」ことは決定的なんです。 覚えがありませ...
こころ

夏目漱石「こころ」19〜Kの自殺・後篇〜

「こころ」解説その19。Kの自殺の詳細を解説していきます。 そして、遺体の第一発見者となった「先生」の心の動き。何を思い、どんな思惑で行動をしたのか。 人は、とっさの時にその本性があらわになると言います。 先生の本性はどうであったのか。彼に...
こころ

夏目漱石「こころ」18〜Kの自殺・前篇〜

さて、「こころ」解説も18回。教科書の抜粋部分の最後の解説となります。 タイトルにもある通り、先生の友人であるこのK。あるひ、突然に自殺をしてしまいます。 そして、その自殺が、その後の先生の人生に暗い影を落とすのは、上、中で語られてきました。幸せになろうとしない、先生。 何故、そうなってしまったのか最大の原因であるKの自殺のシーンを読み解いていきましょう。
こころ

夏目漱石「こころ」17〜ばれた裏切りとKの頬笑みの意味 〜

「こころ」解説その17。今回は、先生の裏切りがKばれてしまうシーンの解説です。 Kから、お嬢さんへの恋心を打ち明けられていたにも関わらず、彼にはその気持ちを学問の邪魔になるだろうと、諦めることを勧めておきながら、自分はその隙に目的を遂げてし...
こころ

夏目漱石「こころ」16〜問題から逃げ続ける先生 〜

「こころ」解説、その16。 今回は、先生の結婚の申し出の後のシーンとなります。 「お嬢さんをください」と奥さんに頼み込み、そしてそのプロポーズがあっさりと受け入れられた後。先生は放心状態で散歩に出かけます。その際にお嬢さん本人ともすれ違いますが、結婚の申し出の事は自分の口からは一切出しません。他愛もないことを会話であいさつ程度に交わすのみ。 そして、延々と散歩をしながら、今頃奥さんはお嬢さんに自分の申し出の話をしている頃だろう、とぐるぐる考えるのです。たとえ声は聞こえなくとも、そんな話をしている時に、同じ屋根の下にはいたくなかった。気づまりで、どんな顔をしていればいいのが解らなかったのでしょう。 その散歩から帰って来てからのシーンとなります。
こころ

夏目漱石「こころ」15〜 先生の告白とお嬢さんの気持ち〜

「こころ」解説、その15。 先生の結婚の申し込みの告白シーンです。決定的なKに対する裏切りのシーンでもあり、この告白が数十年後。今の先生を殺してしまう原因のひとつとなる、行動でもあります。 そして、この遺書は先生が昔の出来事を思い出しながら...
こころ

夏目漱石「こころ」14〜疑心暗鬼が導いた最後の決断〜

「こころ」解説、その14。 夜中の夢のような奇妙な問いかけから一転。先生は、もう大丈夫だと思っていた、Kの「覚悟」という言葉に、疑心暗鬼にかかります。 Kが口にした、「覚悟ならないこともない」という言葉。この言葉を、先生は「お嬢さんへの恋心...
こころ

小説読解 夏目漱石「こころ」13〜深夜の問いかけ〜

「こころ」解説その13。いよいよ、物語は佳境に差し掛かってきます。 つまらない、と取られがちな純文学ですが、一つ一つ詳しく読み解いていくと、複雑に絡み合った人の心の動きがとても細やかに書きこんであります。 そして、ちょっとここからは推理小説...

This site is protected by wp-copyrightpro.com