結果が伴わない時~何のためにそれをしているのかを考える~

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DanielReche / Pixabay

おはようございます。

センター試験を終え、恐らく今日は自己採点をし、多くの受験生が結果と向き合う時間です。想定内の結果を迎えた人もいれば、惨憺たる結果と直面する人もいるでしょう。

高校受験や就職試験などでも、結果が明確に出、それが自分の望むものではなかった場合。その結果をどう受け止め、そして、どう前に進んでいくのか。

今日は結果が伴わない時。望む結果を手に入れられなかった時、どうするのか。それを書いていきます。

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【目的を再確認する】

結果が伴わないと、人は心が折れそうになります。

心が折れてしまうと、その後の行動が全て辛くなってしまう。必要だと解っていても、動けなくなってしまうものです。一旦折れた心を立てなおす必要も有ります。

何事も、基礎が土台がしっかりしていなくては、上に何を積み上げてもどうにもなりません。

この場合の基礎は、心の原動力です。

何のために、それをしているのか。どうして、それが。結果が欲しいと思ったのか。最初のきっかけは何だったのか。

受験勉強ならば、どうしてその学校に行きたいと考えたのかを、もう一度自分の心に問いかけてください。必要なら、紙に書き出してもいい。

本来は、「その大学に行きたいから」ではなく、何か叶えたい夢や目標があって、動き出したはずです。

その自分の原動力を、もう一度見つめ直してみてください。

あなたは、どうして今、頑張っているんですか?

そして、これまで頑張ってきた原動力は何ですか?

【自分の欠点を見つめ直す】

結果が伴わないということは、何かしらの欠点があったはず。それを見つめ直してみてください。特に、大学受験ならばセンター試験はまだ一次試験です。二次がちゃんとある。

なら、本番でやってしまったミスは、貴方の弱い部分をきちんと示してくれる指針です。言い訳は全く無しで、正面から見つめ直してみてください。

何故こうなってしまったのかを。

とても辛い作業だと思います。時に、なんでそうなったのかが解らない人もいるでしょう。なら、周囲の先生にアドバイスを求めてみてください。

客観的な判断というのは、必要です。自己分析だけでなく、自分の欠点は意外に自分では見えないものです。だからこそ、他者の評価に耳を傾けるチャンスです。

恐らく、その評価は耳に痛かったり、受け止めるのが辛い意見というのも有るでしょう。けれど、その意見が痛ければ痛いほど、自分でも薄々気づいていた欠点だということです。

ある意味では、今まで受け止めきれなかったその弱点を、受け止められるチャンスを。切っ掛けを手に入れる事が出来たと、思ってください。

痛ければ痛いほど。それを乗り越えた時は成長のチャンスです。

【努力の方向性を定める】

欠点を聞く場合、必ずそれを乗り越えるための改善のアドバイスも含めて聞いてください。

大抵、結果が出ない時は、空回りの方法を続けている場合があります。もしくは、結果が出る量まで到達出来ていないかの、どちらかです。

個人個人に向いているやり方、という物がありますが、大抵は基礎力不足です。ひとつひとつ丁寧に見ていない。一番面倒な部分を疎かにしている場合が殆どです。

英語なら単語力・国語ならば語彙力。基礎的な文章の組み立てや、瞬時に出でくるようになるまで身につける反復練習。計算力、基本的な論理構成。どれもこれも、辛い部分ばかりです。辛いと感じる部分ほど、人は無意識に避けようとします。良い部分を伸ばすとともに、苦手を克服するために、自分の一番弱い部分と向き合ってみてください。

【次の一手を考える】

そこで終わり、という段階は、死ぬまでありえません。

どんな状態であろうとも、生きている限り、常に次の一手。Another step が存在します。

けれど、それを止めてしまうのは人間の思考です。もう何をしても駄目だと思う思考です。

出てしまった結果は歎いても仕方がない。どんなに嘆いても、結果は何一つ変わりません。変わらないんです。

そこから逃げては、次の一手も考えられない。前に進めなくなってしまう。だからこそ、今の状況を改善できるために、何が出来るのかを考えてください。

今、自分に必要な事が何なのかを考える。どうすればいいのかを、常に自分に問いかけてください。

今、この瞬間が勝負です。

【負けを認める】

出来なかった。
認められなかった。
実力を発揮できなかった。
点数が足りなかった。

それらを全て負けと認めるのは悔しいことです。

けれど、自分の負け方を知らなければ、勝つことなど一生出来ません。

負ける事には、素直に理由がちゃんと有ります。何を疎かにしたのか。手を抜いた部分が無かったか。怠けた部分が無かったか。

ちゃんと自分に問いかけてください。

そうして、気付いた部分があるのならば、それがあなたの負けパターンだということです。

なら、次の手は簡単です。

負けのパターンから抜け出せばいい。負けるパターンにはまりそうになる時、そこから抜け出す一手を打てばいいだけです。

負けたことを認め、見つめられるからこそ、乗り越えるための一手を考えられるのだということを、忘れないでください。

単に調子が悪かったから。
体調が悪かったから。
時間が無かったから。
緊張したから。

色んな言い訳は出来ます。けれど、言い訳をして、負けから目をそらして、どうなりますか?

欠点を改善を出来なければ、また失敗するだけですよね。

厳しいかもしれません。痛くて、辛いでしょう。

けど、向き合ってみてください。少なくとも、それと向き合っている人が数多く全国に居ます。

逃げたり諦めるのは何時だって出来るけど、欠点と向き合えるのは失敗した瞬間です。

より強くなるために。より、成長するために、負けを認め、向き合ってみてください。

本当に勝ちたいのなら。自分の能力を伸ばしたいのならば、それがどうしても必要になります。

【失敗は新しい成功への第一歩と考える】

孔子の言葉に、「過ちて改めざる。これを過ちと謂う」という有名な言葉があります。

失敗をしたからこそ、直すチャンスが訪れている。

今年は二次試験まで一カ月強有ります。本当に結果を掴みたいのならば、敵は他者では有りません。自分です。

今諦めて、溜め息を吐いて、どうせ自分は駄目なんだと何もかも放り投げるか。

それとも、一か月で伸ばせるだけ自分の能力を伸ばそうと、地味な勉強を進めるか。

選ぶのは、貴方です。

多くの成功者が失敗を積み重ねて成功しているように、無難な道を選ぶよりは、盛大な失敗の方がそれだけ改善できるものも大きいということです。

失敗した!! と思ったのならば、チャンスだと思ってください。

今、見つめ直し、乗り越える時です。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 

 

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